ホテルの窓から撮った北京の朝。
さて、二日間で世界遺産5つを回りますよ~
まず最初に行ったのは「頤和園(いわえん)」
北京最大の皇族庭園です。
入り口の階段と階段の間には石でできた龍の彫り物が。
さて門をくぐって最初に見えるこの大きな石は・・・
「寿星石」と言ったと思う。
「仁寿殿(じんじゅでん)」の前庭に四つ立ってました。
(写真は二つしか写ってません)
そして頭が龍、胴体が蛇、角は鹿、蹄は牛というこの像は「麒麟(きりん)」。
ガイドの孔さんによると、龍の3番目の息子だそうです。
これらの後ろにはあるのが「仁寿殿(じんじゅでん)」
皇帝が政務を執る建物で、かの有名な西太后が外国行使と接見した所だそうです。
この仁寿殿の前には青銅製の龍と鳳凰の像が右側と左側に一対づつあります。
龍は皇帝、鳳凰は皇后の意味があり、
もともとは皇帝が中央側、鳳凰が外側にあったのですが、
ある時期を境にその位置が入れ替わったそうです。
ある時期。
いつだと思います?
そう、西太后の時代です。
皇帝より、実権をガッツリ握っていた西太后が中央に位置するってことですね。
さて、この横をとおり次に見えてくるのが「万寿山の仏香閣(ぶっこうかく)」とその前の昆明湖です。
北京の寒さは最低気温-10度なんて当たり前で、この時も湖はしっかり氷が張ってました。
通路になっている壁はいろんな形の窓が設けられていて、遊び心満点♪
ここを通り、「長廊(ちょうろう)」のある庭に出ます。
これが長廊。
なんと728mもあり梁には花鳥画や風景、三国志、水滸伝、西遊記などの歴史画が描かれていて、
同じ絵が一枚もないということでした。
拡大すると棒で打たれている孫悟空から星が飛び出てますね(笑)
またお庭の通路にはいろんな模様のこんなお洒落な細工が続いてます。
そしてこちらは西太后が暮らしたと言う「楽寿堂」
前には縁起がいいといわれる鹿と鶴の青銅の像がありました。
で、ここには真剣に任務遂行をするお兄さんが微動だにせず警備してます。
寒い中、ご苦労様^^
これで「頤和園」観光はお終い。
バスで北京オリンピックのシンボル「鳥の巣」へ向かいます。
とりあえずここで記念撮影
そしてすぐそばのこの七つ星ホテル。
上層部が「龍の頭」の形をしているらしいです^^
この後はツアーに組み込まれている「翡翠」の専門店へご案内~~~^^;
中で翡翠の見分け方などのレクチャーを聞き、
その後は店内に数十分拘束。
私たちは見るだけで美術工芸品を飽きるほど見せていただきました。(笑)
次回に続く。