きょうは、既報通り、
無事に論文の掲載された雑誌がとどきましたので、
両親のまつ実家へ遊びにいき、
掲載誌を届けにいきました
きのうはくしくも、うちの父の82回目のバースデー
父も母も大喜びで迎えてくれました
さっそくふたりで熟読し、
「わぁ~、かりめろちゃんが、どうしてこんなことを
おもいついたのかしらね(^^)」と
ニコニコふたりで満足げに感想をのべてくれました
父にとっても、母にとっても、
この二世中村吉右衛門論は、たいせつな宝物になってくれたようです
ふたりがニコニコとよろこんでくれたので、
とってもやりがいがあったし、
ふたりにとっての恩返しになってよかったなぁと思いました。
両親は本当に苦労の連続で、わたしを育ててくれました。
父は20年間タクシーの運転手をやりました。
ずっと朝早く起きて、夜中も必死にはたらいて、がんばってきました。
映画や芝居のたのしさをおしえてくれたのも父です。
そしていまは引退して、穏やかな日々をすごしています。
また、母は、やはり20数年間、小さな会社の事務をコツコツとやっておりました。
そして、仕事のかたわら、おいしい料理をつくって
はげましてくれました。
わたしをがんばって大学まで送り出してくれたのは
父や母のおかげです。
この論文を通じて、父や母の生き方をたくさんの方に
理解していただければとおもいますし、
かれらの苦労と(それこそかれらが幼かった戦時中からの)苦難を理解した上で、
若い世代につなげていきたいという思いも込めて書いた論文です。
「歌舞伎 研究と批評」に掲載された論文が
なによりも、かわいい我が子のようにおもってくれているようです
大変うれしい一日になりました