軽野造船所 広報部

講座・デザイン・ガイドなど、歴史を核にした様々な事業を行う「軽野造船所」の活動をお伝えしていきます。

Castle of raising a SOUN (早雲旗揚げ)

2022-09-29 05:40:42 | 商品解説
Castle of raising a SOUN (早雲旗揚げ)

各地で歴史を地域おこしの素材にする事が行われて久しい昨今。
その中では小田原市を中心に、戦国時代の関東地方に覇を唱えた北条氏に関しては、かなり古くから取り上げられていたと思います。
北条氏を素材とした商品も数多ありますが、しかし北条氏の祖となった「北条早雲」に関しては余り見覚えがありませんでした。

そもそもは、自分が歴史講座をするにあたって、その講座内容に合わせたデザインTシャツを着用して講座を行っていたのですが、早雲の講座の際には早雲公の商品がありません。
当初は、自分で画像加工してアイロンプリントで作成していましたが、それを見たデザイナーの友人が、「ちゃんとした物を作ったらどうでしょう」と持ち掛けられ、制作に至った次第です。

大半の歴史物デザインは、「和柄に漢字、家紋だけ」「武将のキャラクター化」といった所ですが、私の目指す所は「物語が語れるデザイン」です。
ある意味、その場でデザインを指差しながら、歴史講座を披露できる作りです。
その為、対面した人に説明が出来るようにフロントプリントです。
デザイン意図やデザインに込められている背景も解説したカードも添付しています。

ここでの販売も行いますが、北条氏に所縁ある地域(小田原市・伊豆の国市・沼津市・三浦氏・鎌倉市・井原市など)の土産物などに如何でしょうか。
取り扱って頂ける土産物店・ミュージアムショップ・温浴施設などをご紹介いただけると幸いです。

【10月3日歴史講座】「鳥島漂流 沖の太夫たち」 三島市・カフェうーるーにて

2022-09-28 04:30:53 | 歴史講座
 10月3日19時より、三島市のカフェうーるーにて「鳥島漂流 沖の太夫たち」と題した歴史講座を開催します。


 江戸時代中期、藩の米を積み遠州新居の港を出航した勇ましい大鹿丸。
 彼らは予定通りの航海を経て帰港する途中、大風に吹かれ消息を絶った。
 50余日間の漂流の末、彼らが見たのは荒々しい火を噴く山と無数の巨鳥が飛び交う島だった。
 世界海難史上、最も長い20年に亘る過酷な原始生活を彼らはどう生き延び、どうやって島を脱出したのか、船乗りたちの数奇な運命についてお話しします。

 「鳥島・漂流・海運・新居宿・アホウドリ・江戸時代に関心がある方におすすめです。」

 【会費】500円+1オーダー

 【時間】19時から

 【開催場所】カフェうーるー(三島市南本町13−30:☎ 055-981-5539)

※画像は湖西市新居にある漂流民の苦闘を伝える碑