去る24日、三島市錦田公民館様より依頼を受けた、ふるさと再発見南北朝バスツアーのガイドを務めました。
三島市の三嶋大社には足利尊氏をはじめとして、足利直義や北畠顕家などの古文書が遺されているほか、一遍ゆかりの西福寺、尊氏の叔父の日静が創建した円明寺、足利義詮の墓碑がある宝鏡院を車内で解説しました。
興味深いのは、足利尊氏が竹之下合戦の最中である12月12日に三嶋社に宛てた文書で長崎郷という源頼朝が旗揚げした際に寄進した土地を同じように寄進している事から、既にこの時から将軍への野心というものがあったのではないかとも思います。
竹ノ下合戦で戦死した二条為冬を祭神とする裾野市の佐野原神社では、神社の方に柳原白蓮が奉納したという鈴を見せて頂きました。
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合戦が繰り広げられた小山町竹ノ下では、脇屋義助が陣を置いた興雲寺、天平時代からある宝鏡寺、付近の矢台、有闘坂、陣場、釜沢といった合戦由来の地名を案内しました。
20名以上の方に南北朝の魅力が伝えられたのではないかと思います。
なお、軽野造船所では、南北朝時代をテーマにしたデザインTシャツ「Road to NANBOKU-CHO(南北朝への道)」があります。
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全国的な動乱であった南北朝時代に登場する主な地名を記し、主要な合戦を交戦勢力の家紋で表現しました。
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足利尊氏の経路を破線と実線で表し、右隅の騎馬武者像は、足元を変えて各地の動乱を駆け抜ける疾走感を表現しました。
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