ウィーンで学ぶ

---ウィーン医科大学心臓胸部外科
留学日記とその後...---

ミレニアムクルーズ

2007年05月23日 | 旅行
2007年5月の地中海クルーズを簡単にまとめてみた。


(船の屋上プール)


旅行の善し悪しは季節に由るところも大きいだろう。今年は異常な暖冬とそれに続く暖かい春のためか、5月ではあったが暑く感じる日も多い天候だった。日差しは真夏並みに強いが、乾燥しているため汗は出ない。海上では、日差しは強くても気温は20度前後で泳ぐにはやや寒い、船のスパに入るには快適な温度だった。

もちろん夏が最盛期だが、地中海沿岸都市を観光するには暑すぎるだろう。その点では5月から6月くらいが価格面でもオススメかもしれない。

どの客船に乗るかも重要な要素であろう。多くのクルーズ会社があるが、我々はアメリカ船籍のミレニアムクルーズを選んだ。



明るくカジュアルなイタリアのコスタなどに比べると、シックでクールなイメージがある。巨大ではないがカジノも備える。シアターでの連日のイベント、ダンス、コンサートなど毎日多くのプログラムが用意される。



概してご年配向きと思われがちだが、ブロードウエィーなどアメリカ仕込みのshowは1歳の息子が瞬きも忘れて熱中していたほど楽しめるものだった。それと、食事が美味しかったことを強調したい。


あくまで個人的な意見だが、ヨーロッパ諸国を長期旅行すると食事には飽きると思う。おそらくヨーロッパ船籍だと食事も同様かとあくまで勝手にだが想像してしまう。EU諸国のレストランと比べれば、アメリカ人好みの本船は比較的日本人の口にも合う食事だと思った。



前項にも書いたが、今回の船には日本人乗客は我々以外にはいなかった。いろいろな船内・観光情報は英語以外にはフランス語、イタリア語、、、、中国語までは訳してあることもあったが、日本語はない。船内では英語を選択したが、英検2級程度の実力では時々情報不足になったことを認めざるを得ない。ただ行き先の観光情報などを予め用意しておけば十分対応できると思った。

サマーシーズンは知らないが、この時期の客層に幼児を連れた家族は極めて少なく、多くの人はドレスコードに準じているので、マナーには気をつかう。しかし一般のホテルに宿泊し、子どもを連れて毎食レストランを探し歩くことと比較すればかなりラクだと思う。全てが船内に揃っているし、毎日同じウェイターがサービスしてくれる。子どもの食事についてなど、同じことを何回もお願いする必要はない。

多少、夕食時は緊張するが、十分楽しめたと思う。むしろ多くの方々に息子を可愛がってもらったし、たまにすれ違う子連れ家族とはすぐに会話が弾んだ。世界各国から来ている同船者の方々と沢山会話を楽しめれば最高だと思う。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 地中海クルーズ 4 | トップ | 暇な一週間 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事