アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

あこ&小辰 鳥徳寄席

2014-09-22 06:00:45 | 落語


入船亭小辰は、今売出し中の二ツ目にして小生お気に入りの一人である。その小辰と遠峰あこの二人会が行われるということで出かけてきた。

 場所は茅場町の老舗の焼き鳥とうなぎのお店、「鳥徳」である。この会は、今回で3回目というが、前回は小生不幸が入り行けなかった。
 したがって今回は、リベンジという感じになった。小辰はもちろんのこと、アコーディオンと歌の芸人である遠峰あこも楽しみだった。

 さて、オープニングで出てきた二人。あこは写真で見ていたよりも、はるかに可愛い御嬢さんだ。何しろ笑顔が健康的で素晴らしい。
 といいつつ、まずは小辰の一席目・・・おっ、これは・・・やはり「金明竹」だ。小辰の得意ネタで、これまでも何度か聞いたことがある。

 場内もおおいに盛り上がったところで、つぎにあこの登場だ。民謡も歌うということで歌っていたが、ユニークな歌も面白く、なんとも楽しい。
 いろんな噺家さんとコラボでやっているらしいが、ヒザ的にも使えるし、これははっきり言ってお気に入りになってしまったぞ。


 さて、中入りをはさみ、再び二人で登場。お楽しみ企画ということで、寿限無の名前を「静かな湖畔の森の影から」のリズムに乗って歌うという企画。
 歌はダメという小辰が、かなり苦戦しながらも最後はしっかり決めて馬鹿な盛り上がりとなった。これも、あこのキャラがよく立っていたという感じか。

 そしてトリの小辰の登場だ。あっさりとしたマクラから入ったのは「ねずみ」だ。小辰もよく掛けているネタで、先代三木助~扇橋の系譜からの一門の十八番だ。
 この日もしっかりとした仕上がりで、なかなかいい感じ・・・うーん、着実に成長している感じである。

 そして、ここから軽い打上げだ。焼き鳥弁当に1ドリンクというものだが、何より小辰とあこが席を回ってくれるのが嬉しい。
 二人が別々に席に来てくれる・・・小辰は、元々落語仲間でも囲っているので、すっかり馴染みだが、あこについても知り合いのようなノリで楽しくやってしまった。

 また次回もぜひ・・・と、場内の誰もが思ったに違いない。小辰の成長と、あこのキャラ・・・また楽しみである。
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