もはや、ここまであからさまとは・・・って、前回の選挙のときにも思ったが、解散の大義がこれだけまったくない解散は記憶にない。バカにするのもええんげんにせい! と。
安倍首相、28日にも解散で10月下旬総選挙へ 10日公示22日投開票が最有力
記憶が間違いなければ、前回の選挙のときにどこかの首相は「消費税引き上げ延期の信を問う」なんて理由で解散したはず。
与野党いずれも引き上げについては同じ意見だっただけに、何の争点もない解散はあまりに・・・と思ったが、今度はどうだ。
「今なら勝てる」その一点しかない・・・こんなひどい解散は今まで記憶にない。まさに国民をバカにしているとしてか言いようがない。
その思惑にそのまま乗っていいのか・・・いや、絶対に乗るんだよなあ、この国の国民は。
あれだけ、北朝鮮の脅威が脅威が・・・と言っておいて、政治的空白期間をバッチリ作り、その間はミサイルは飛んでこないと確信しているに違いない。
逆にいえば、北朝鮮が核やミサイルを放棄すると宣言したら、本音で一番困るのはどこかの大統領と首相ではないか・・・
もちろんあまりにバタバタの民進党のお粗末さや、ここへきて手の遅れも見える日本ファーストとかのていたらくも、その姿勢に拍車をかけているが・・・
冷静に考えてほしい。あれだけ支持率の低下対策で行った内閣改造で、「仕事士内閣」なんて言っていたが、まだ何の仕事もしてないだろ。
文字通り「仕事しない閣」になってしまうことになる。まさかこれから、内閣改造の信を問う・・・なんておまぬけなことを言うんじゃなよなあ。
これで、本音をむき出して改憲の信を問うなんていうならまだわかるが・・・おそらく、どこかの首相は、そんなことは一言も言わず、「経済最優先」と言う傍らで、「地震や水害のときの救助に活躍してくれる自衛隊、それを共産党は否定している」なんてことを言い続けるはずだ。
そして、民進党はダメだし、共産党もなあ・・・なんて理屈で、何の批判もないまま自民党に投票し、圧勝。
勝ったとたんに、加計学園も森友もすべて理解されたことになる・・・火を見るよりあきらかだ。
この国の国民は何の批判もなく、変えることを否定する・・・おそらく、いや間違いなく何も変わらない。
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