売りものって言いますが・・・

ペットブームである。ペットショップのショーウインドウの前には、いつも人だかりがあるし、アイフルのCMの効果か、チワワの相場もずいぶん高くなっているという。

　そんな中、埼玉県某所で、ペットショップを見かけた。田舎のこともあり、オープンエアで開業している。何匹かかわいい犬が、店頭(というか、空き地頭か)に出ている。
　写真は、ちょっとわかりにくいが、「ペットってかわいいですよね」の文字が見える。だが、その下に燦然と「売物」の文字が・・・うーん、なんだかなあ。

　確かに、ペットショップでは、犬や猫の売買をやっているわけで、売物であることは間違いない。だが、この書き方にはつらさを禁じえない。
　犬には、何の罪もない。だが、このような書き方をする店ではなんだか買いたくない。なんとなく、裏ではもっと悪いことしてそうだ(←おいおい、シャレにならねえよ)。

　待てよ、ここにいるワンちゃんたちは、意地悪な店主に虐げられているのか。だとしたらここで購入するのは、人助けもとい犬助けである。
　ようし、ここは男気を見せていっちょう、やってやろうじゃねえか。ととと、ところでもしかして、これが店主の狙いだったりしないか。

　こういう、人の優しい心につけこんで商売をしようたあ、太い魂胆だ。まったく、とんでもねえ悪だぜ。(←完全に悪者と決めつけている)
　って、実はこの店主には店主なりに、事情があったのであろう。近所のガキどもがよってたかって、犬をいじりたがる。ペットとして飼われる前だ。あまり、変な癖などつけられては困る。

　しかたなく、これは売物だという表示をしたのではないか。だとすると、店主は被害者である。さんざん悪人扱いして大変失礼いたしました(苦笑)
　そうか、結局のところ本当に悪いのは近所のガキどもか、ようし・・・(って、また何力んでるのか)

　ともかく、あの書き方は尋常ではない。本当の事情が知りたいところだ。まあ、ブログネタにしてほしいからではないことだけは確かだが・・・(爆)