小生、落語の会にはよく出かけるが、およそクラシックのコンサートなどにはまったく縁がない。
そもそもクラシックの曲を聞いても、誰のなんという曲なのかもわからない。だから出掛けることもめったにはないのだが・・・
そんな中、辻井伸行君の出演するコンサートがあると知り、チケットを入手し先日出掛けてきた。会場はサントリーホールだ。
あまりに有名な会場だが、考えてみれば小生初訪問。っていうか落語会と違い、どんなファッションでいくべきか・・・と。
さすがにタキシードってことはない(←そもそも持っていない)だろうが、かといって入り口で黒服に止められてはなあ(←バブリーな頃のディスコかよ)
なんて悩みつつ、それなりにキチンと見えるようにしたつもり。プログラムはバルトークのディヴェルティメントSz.113からで、こちらはオーケストラのみの演奏。
続くのは、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35、ここに辻井君とトランペットのルシエンヌさんが登場する。
辻井君はご存じの通り、目に障害があるので、約30分の曲をすべて暗譜しているわけで、それだけでもすごいが、オーケストラやトランペットと完璧にタイミングを合わせている。
これはすごい・・・ある程度想像したが、それをはるかにしのぐ素晴らしい演奏である。またルシエンヌさんのトランペットもなかなか素晴らしいことが素人にもわかる。
と・・・あれれ、こちらの写真ではないが、ルシエンヌさんは裸足だぞ。演奏しやすいのかしらん・・・
演奏が終わり、拍手なりやまず、当然アンコールだ。これまた素晴らしい・・・と、ここで中入りだ。
そして再開後は再びオーケストラがチャイコフスキーの弦楽セレナードハ長調Op.48を・・・あれれ、これってどこかで聞いたような。
おお、某人材派遣のCMオー人事、の曲ではないかって・・・確かにクラシックっていろんなCMに使われているが・・・
はっ、そういえば以前「のだめコンサート」に出掛けたことがあったぞ。なんと11年前だが・・・
あの時もCMの曲を聞いたなあ・・・(←もはや遠い目)
たまにはクラシックもいいなあ・・・ただ、演奏後のいろんな儀式がわからないとドギマギするんだよなあ・・・(苦笑)
あと、小生にとってはどうしても、こういう環境ってアウェイな感じがするんだよなあ・・・まあクラシックが小生には似合わないのは間違いないのだが・・・
え、エルメスがクラシックを聴きたいと言っている? むむ、これは・・・行くしかないか(←完全な妄想だろって)
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