アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

第26回いとこの会

2017-07-21 10:31:54 | 落語

ご縁のある二ツ目さんから紹介していただき、席亭さんを応援したくもなり・・・で、毎回よほどのことがない限り出かけている「いとこの会」だが、第26回が先日行われた。

 

 今回の出演は、小辰、八ゑ馬、緑君、花いちの四人。また今回は打ち上げがあると聞いていたので、ささやかながら差し入れをご用意させていただいた。

 今回は浴衣姿のお客さんも見られ、なかなか華やいだ感じである。といいつつ、まずは開口一番、緑君でスタートだ。

 

 名古屋の興行とか江の島の話などしながら、始めたのが「権助芝居」だ。権助モノの中では比較的掛かることの少ない噺かなと。

 ちょっと喉を傷めているのか、いつもより声が・・・と思ったが、後半はノリもよく楽しませていただいた。

 

 続いて八ゑ馬が登場。富山の高岡の興行の話などタラタラとしながら、善人の出ない噺をしたい・・・ということで始めたのは・・・おっ「算段の平兵衛」ではないか。

 いやあ、これは珍しい噺だ。小生も生で聞くのは、学生時代以来では・・・と。確か米朝だったかなあ。すっかり楽しんだところで中入り。

 

 再開後、小辰が登場。始めたのは・・・えっ、なんと・・・「藁人形」ではないか。これまた超レアな噺だ。生では・・・初めてかも。

 いやいや今回はすごいことになってきたぞ。と・・・最後に花いちの登場だが、この時点で20:54だ。中入り入れても、3人で2時間近いのはなあ・・・ちょっと・・・

 

 花いちもその辺を理解したのか、「これからの時間はボーナストラックということで」なんて言いながら、マクラに入る。

 ネタは「狸」の新作版の「狸の紹介」だったが、今回改めて感じたのは、全体にマクラが冗長だということ。

 

 マクラの長いことでは小三治が有名だが、もともとマクラというのは、当日演じるネタに入りやすくするために小噺や、前説をするのが古典的なスタイルのはず。

 それがこの回に関わらず、最近あちこちで聞かれるのは、自分の近況報告的なものだったりして、その分長くなってしまう。オヤジには軽く不満かも。

 

 といいつつも、この後はお楽しみの打ち上げだ。大看板とは難しくとも、こうした若手との打ち上げは楽しいし、貴重だ。

 この日もめちゃくちゃ盛り上がったが、オヤジの門限(といっても体力的なものだが)で、途中で失礼した。今回も席亭さんと四名の噺家さんたちが、出口まで出ていただき、いつまでも手を振っていただいたのが嬉しかった。

 

 次回もまた出掛けたいなあと・・・

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