アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

平の高房の食事

2013-10-01 06:00:30 | 日本秘湯を守る会
さて、平の高房の温泉については紹介したが、食事についても紹介させていただきたい。湯西川温泉は山里深く、囲炉裏端で焼く料理が名物と聞いていた。



 食事は、大広間にてすべてのお客様が一堂に会し、小さく切られた囲炉裏ごとに着席するスタイルである。
 大広間には、熊のはく製が飾られていて、山里の風情を味わわせてくれる。着席すると囲炉裏にはすでにいろんな串が用意されている。


 岩魚の塩焼きは普通によくあるが、お餅を味噌だれで焼いたものや、地鶏の焼き鳥、それに一升べらという、竹べらにつくねのような鶏肉をつけて焼いた料理が並ぶ。
 この名前は、この料理だけで一升酒が飲めるというところから来たという。軟骨の砕いた食感も混じり、なかなか面白い。



 囲炉裏ですでにある程度火が通っているが、もう少し・・・ということで、先に刺身をいただく。マスに加えてホタテもついていた。
 もちろん、刺身も美味かったが、囲炉裏で焼いた料理の美味しいこと。岩魚の塩加減が絶妙で、ビールが進む

 そうこうしているうちに、茶碗蒸しの後に、天ぷらが出てくる。野菜の天ぷらと思いきや、ナマズを大葉と一緒に揚げたものが出てきた
 そして、野菜の煮物など食べた頃、鍋ができてきた。これが伊達地鶏の鍋。このダシがなんとも絶妙でたまらない。


 そうそうお酒だが、ここの名物の凍結竹酒をお願いした。ご覧のとおり、容器もおしゃれだが、おちょこも竹でできている。
 なんともおしゃれな感じで、また美味しい。ちょうど若女将が挨拶に来ていたが、聞くとお酒は今市の酒造のものだという。

 仕上げのお味噌汁も山里らしくキノコなどを中心としたもの。また、ご飯がまた・・・美味い。こちらも今市のお米屋さんの最高級米を使っているという。
 一品ずつは少しだが、品数も多く、終わってみれば大満足である。料理の質も量も文句なしだ。デザートはパンナコッタだった。

 翌朝の料理も、品数が多く、文句なし。いやあ・・・これはいい。温泉よし、施設よし、料理またよし。平の高房、また季節を変えて来てみたい。
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