小生もそれなりにいい年齢になり、いろんな経験をしてきたつもりだが、今まで未経験だったこともないではない。
そのひとつが、海外送金だ。先日とあることで、海外の知人に買い物をお願いし、その代金を送金する必要が生じたのだ。
最初は銀行口座への送金をしようかと思っていたが、送金手数料やら受取手数料やら場合によっては中継銀行をはさむことがあり、手数料がさらにかかるとか。
そんな中でアドバイスをいただいたのが、国際為替という方法。International Money Orderというものらしい。
ということで、まずは郵便局に行き「国際為替を」と言ったところ、「口座はお持ちですか」と。「えっ、いや為替を・・・」と言ったところようやく通じた。国際送金と為替の両方があるのでややこしいらしい。
まずは申込書を書くように言われる。相手の名前や住所などを一通り書き、提出する(これがすべて英語での表記なので慣れていないと時間がかかるのだが)と・・・マイナンバーと本人確認書類の提出を求められる。
ここまでは事前にチェックしていたので問題ないのだが、ここからが大変だった。まずは経済制裁対象の国への送金でないことのチェックから・・・
そして、送金相手との関係や送金理由について根掘り葉掘り聞かれる。やましいことはないので、普通に書いたが、これがもし愛人との手切れ金とかだったら大変そうだ(苦笑)
もちろんマネーロンダリングやその他犯罪がらみの送金を防ぐことに理解はできる。だが、そもそもそんな犯罪につながるようなレベルの金額ではないし・・・
さらにいえば、そんなやましいお金だったら、そう聞かれてもウソをつくのに違いない。そこを正直に「愛人との手切れ金」なんて書こうものなら・・・
なにしろ、マイナンバーも記録しているのだからして・・・いやはや悪いことはできないものだ・・・って、悪いことしてるわけではないが・・・
ようやく為替ができたところで、これをEMSという便で送付する。ひとくちでいうと、レターパックのようなものだと思えばよい。
あらかじめ覚悟(笑)はできていたので、驚くことはなかったが、為替の発行手数料とEMSの送料を合わせると、それなりの水準になった。
そういえば、以前ハワイで気に入ったチョコレートをネットで購入したことがあった。このときは個人輸入扱いとなり、税関費用がかかったため、かなりのレベルになったが、さすがに今回はそれよりは安くなった。
いやいや、いい体験にはなったぞ。
教訓・・・愛人との手切れ金の海外送金には気を付けよう。って、違うか(苦笑)←本当に清い使途だったのか(苦笑)
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