4月に入り、LINEの背景に桜の模様が入るようになった。サッカー仲間のやりとりで、桜といえば、セレッソですなあ・・・と。
そこで思い出したのがセレステという車のことだった。三菱のセレステ・・・この車をご存じの方はいまでは稀有だと思う。
実は小生の車遍歴でいうと、最初の車は入社丸一年経ったときに先輩が異動になり、不要になったギャランΣを安く譲っていただいたものだった。
だが、判断ひとつでセレステが小生の最初の車になっていた可能性はあった。その経緯というと・・・入社して一年、そろそろ中古でいいので車がほしいなあと言っていたところ、職場の先輩女性からいとこの女性が乗ってるのを誰か買ってくれないかと話があった。
その先輩は小生よりかなり年上の方だったが、仕事が抜群にでき、かつ可愛らしい方で、正直なところ憧れていた。
だからというわけではないが、その先輩から勧められたときはかなりその気になっていた。その車というのが、黄色のセレステだった。
まずもって、めっちゃ欲しくなった。セレステという車は写真にある通り、スタイリッシュでパーソナル感あふれる超かっこいい車。
このかっこよさは別格で、しかも若者でも手が届くレベルの車だった。それが中古ではあるが、手に入る・・・心はときめいた。
ましてや憧れていた先輩の紹介となれば・・・だ。改めて調べてみたら、全長は4115mm、全幅は1610mm、全高は1340mmというので今見るとウルトラコンパクトだ。
もちろん法定上は5人乗りだが、実状としてこのスタイル・サイズで5人はありえないはず。いいとこ3人、普通は2人で楽しむ車だろう。
ひょっとして、その憧れていた先輩とドライブもできるかも・・・って。
だが、新人当時にもかかわらず、小生には役職についた際に、仕事で車を使うことが頭にちらついた。
その場合は、4ドアの地味な色合いの車がマストになる。先輩のギャランΣはアイボリーの地味な色、2ドアで黄色のセレステは仕事では使えない・・・
結論は・・・今でもどうして、そちらにしたのかわからない。役職に就くのに、その時点から何年も必要なわけで、仮にセレステに乗ったとしても・・・だ。
あの時、セレステにしていれば、もしかすると会社人生も大きく変わったのかも・・・なんて。
ちょっと大げさだが、その時から小生にとってはセレステが永遠のあこがれとなった。というのも、セレステは一代限りで終わったモデル。
1982年に新車販売が中止となったのだ。オートマもラインナップされていない、古きよき時代のスペシャルティカーだった。
今、中古で見つけたら・・・ほしくなるかも(萌)
ちなみに、その憧れていた先輩は、職場の別の先輩(やはり年下)とご結婚された。やっぱりセレステにしていれば・・・って、何考えてんだか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます