アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

たんげ温泉 美郷館

2015-07-12 06:00:38 | 日本秘湯を守る会

ご存じ日本秘湯を守る会シリーズ、今回伺ったのは群馬の「たんげ温泉 美郷館」というところ。渋川伊香保ICから草津方面に向かった途中にある。


 近くに何軒か宿のある沢渡温泉というところもあるが、こちらは一軒宿で、かなり奥まったところにある。
 実はこの宿、記事にしてはいないが10年以上前に一度お邪魔している。ちょうど秘湯の宿に行き始めた頃に立ち寄らせていただいた。

 悪い印象はなかったが、当時はいろんな宿に行ってみたくて、二度目のないまま気がついたら・・・というのがほんとのところ。
 今回久しぶりに思い立ったわけだが、到着して気が付いたのが、建物が大きくなっていたこと。元々木造の立派なものだったが、さらに・・・と。


 で、いつものように早速入浴だ。確かこちらは滝の見える内風呂がメインだったが・・・ところが、大きくなっていたのはお風呂もだった。
 内風呂に加え、ステンドグラスの内風呂や渓流沿いの露天風呂、それに貸切露天風呂が二か所・・・これって、以前はなかったぞ。


 それぞれ時間の入れ替えなどがあるが、工夫しながらすべて入浴した。もちろん滝の見えるメインの内風呂二か所も制覇。
 都合六ヶ所のお風呂を初日で制覇したが、翌朝も入りまくり・・・完全に堪能させていただいた。温泉は透明で滑らかなもので、クセもなく入りやすい。

 もちろん源泉かけ流しだ。そうそう、前回の記憶ではお風呂から出たときに、レモン水が休憩室に置いてあったが・・・
 今回もバッチリ置いてあり、この手の手作りの心配りにまた嬉しさを感じた。いかにも秘湯らしい秘湯というべきか。


 大きな木造建築で、ゆったりとした間取りで時間がゆっくり流れて行くのを感じる。このゆったりとした時間を過ごすことこそ秘湯の楽しみである。
 インターから1時間走らせるという立地は、それなりに遠いが秘湯らしいところとしては納得感がある。

 今回、図らずも10年以上ご無沙汰したが、これを機にまた再訪してもいいかなって・・・この宿は、リピーターが多いという。
 それもまた納得感があるなあと。いいお宿である。
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