飲んだら乗るながバカ売れ

テレビなどでたびたび繰り返される飲酒運転事故と、その被害者の痛ましさにはいつも胸を痛めるが、ニュースを見ていたらおもしろいものが見つかった。

　「飲んだら乗るな」日本酒完売、２００本追加(読売新聞) - goo ニュース

　要は、日本酒のネーミングに「呑んべえ～乗るな」とつけて飲酒運転撲滅を訴えているというもので、なかなか売れ行き好調で増産しているという。
　なにしろ、最初のさいたま市内の５００本限定は、想像以上の反響があり１０日ほどで完売したというからなかなかすごい。

　しかも、大阪や和歌山など県外からの問い合わせもあったということで、２００本を追加発注したというのだが、県外の人はどこで知ったんだろう?
　さすがにネット時代というべきだろうか。しかし、酒屋で飲酒運転撲滅・・・なんとなく微妙な販売促進効果のような気もするが。

　実際に飲酒事故で身内を亡くしたという年配の男性から「酒を売っている酒屋なんて大嫌いだったが、こんな運動に協力している店もあることを知って考えが変わった」との電話もあったというから、狙い通りなのかも。
　だが、結局これ飲んじゃうんだよなあ・・・どういう使い方するんだ?

　と思ったら、居酒屋のレジ前に置いたり、小瓶に入れ、飲まないハンドルキーパー用の土産にしてもらったりすることも検討しているという。
　ちょっと待て、小瓶でお土産にもらって、帰る前にがまんできなくなったら・・・なんて思う不謹慎な輩は小生だけかしらん。

　まじめなところ、こうしたキャンペーンがこれからもどんどん広がっていくことで、業界のイメージアップにもなりそうだし、結果として売り上げもよくなれば・・・である。
　オリジナルのラベルを作ってくれる酒屋もあるが、これからなかなか口下手で上手い事がいえない人など用にいろんなメッセージボトルがあってもいいかも。

　えっ、なんで急に口下手な人って話に・・・って?　だって、この酒屋さんの名前が「内木酒造」っていうんだから・・・(激寒)
　でも、こういうキャンペーンにはまじめなところ乗りたいと思う小生であります。あっ、でも・・・乗るなって・・・(汗)