新ジャガの季節

東京にも村がある。山梨との県境にあたる桧原村というところであるが、以前日本秘湯を守る会のこんな宿もあったし、昨年は、都民の森にも行った。

　実は、愚娘がまだ幼い頃、東京都のイベントで、遠足と新じゃが堀りに出かけたことがある。掘りたての新じゃがをそこで茹でて食べたときの美味さときたら・・・
　かれこれ２０年近く前の話であったが、昨年都民の森の帰りに農産物直売所で買った新じゃがでも、その美味しさがよみがえってきたことを思い出した。

　そこで、ふとその気になり、車を飛ばして新じゃがを買いに行くことにした。都内といっても、小生の家から約８０ｋｍある。ガソリン代考えると・・・だが、ストレス解消のドライブというノリで出かけた。
　事前に観光協会に電話したところ、すでに新じゃがの季節は終わりかけということだったが、到着したところしっかり売っていた。

　もちろん、じゃがいもだけでなく、いろんなお野菜を売っている。小ぶりだが、キャベツ一個５０円なんてのもあった。
　ベジタリアンとしても嬉しいし、お土産用に漬物なども充実している。

　あいにくの天気であり、このお店の先は土砂崩れで一部交互通行になっているところがあるといっていた。
　桧原村は何度来ても都内とは思えないくらいに山の自然が残っているし、ここのじゃがいもはなぜか美味しい。早速家で食べたが、今年も抜群に美味しかった。


　考えてみれば、取れたての新じゃがが不味いわけがないんだが・・・（汗）
　日本秘湯の会のたから荘といい、昨年の都民の森といい、気がついたら桧原村に出かけたときって、偶然６月・・・毎年この時期に疲れ果てているのも偶然か。

　癒しを求めているとき、海育ちの小生が、最近山の空気にふれたくなるのは、なぜだろう。そういえば・・・以前、エルメスと景色のいいところで、いい空気を吸いに行ったことを思い出したぞ。
　また、桧原村に行こうっと・・・今度は、一人でなくエルメスと・・・って、この定番久しぶりのような気も・・・（汗）