亀戸天神藤祭り

ＧＷの最終日、いい天気に誘われて亀戸天神に行って来た。この時期、亀戸天神では、毎年藤祭りを開催している。当然のことながら、大変賑わっていた。

　大きな鳥居をくぐると、赤い太鼓橋を渡り、本堂につながる参道に出る。写真は、太鼓橋を渡りきるところから撮ったものである。
　その両側に、藤棚が並んでいる。残念ながら、盛りを過ぎており、少し地味だったが、感じを味わうには十分だった。

　せっかく、ここまできたのだからと思い、近くの香取神社にもお参りした。それにしても、古きよき時代の下町の名残を感じる。
　くず餅、揚げ饅頭、ぬれ煎餅・・・それをまた扱っているオヤジが、粋な白っぽい着物で・・・うーん、いいねえ。道端に椅子を置き、焼き鳥を食わせる店もあった。

　もっとも、看板には「本物の鶏肉を使った焼き鳥」と書いてあった・・・鶏肉を使っていない焼き鳥っていったい・・・
　さらに、すごい看板があった。中華料理屋なのだが、元歯医者だったらしく、○○歯科の文字が消え残っていた(笑)しかし、歯科の跡で営業している料理屋さん・・・(爆)

　そういえば、亀戸と書いて「かめいど」と読む。これは、この辺には元々井戸が多かったことの名残だという。確かに、近くにも、平井など同様の地名がある。
　よって、元々この辺には、「亀の井」という井戸があったわけである。そこで、香取神社には、これにちなみ、復活版「亀の井」ができていた。

　今日は、香取神社の勝矢祭でもあった。なんでも、平将門の征討祈願にゆかりの祭りだという。
　今日は、帰りに神田明神にもお参りしようと思ったが、控えるべきと思った。これでも、浮気とかこうもり部隊とか言われるのだろうか(爆)