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大丸あすなろ荘に出かけるときは、大内宿に立ち寄ることが多い。いろいろなテレビなどでもよく取り上げられていて、一本ネギで食べるそばなどが有名だ。
ひとくちにいえば、江戸時代の宿場町の街並みが保存された地区ということで、通りの左右にかやぶきの家が立ち並んでいる。
本陣の跡なども保存されていて、インバウンドのお客さまも多い。今回は、あいにくの雨天で、イマイチの天気だったが、それでも日本の原風景みたいなのが感じられて、やはり癒される感じがする。
この日は、すでに白河ラーメンをいただいてたので、そばはパス、その代わりお茶でも・・・と思いながら散歩した。
やはり東京よりは寒く、身体も冷えてきたが、そば屋は多いものの、喫茶店はあまり見つからない。ないことはないよなあ・・・とゆるやかな坂道を登っていく。
突き当りに近づいた頃、お土産などを売っているお店の奥に喫茶店を見つけた。それが今日紹介する「茶房やまだ屋」だ。
手前のお土産屋さんが山田屋さんだから、同じ名前である。茶房の方はレトロな内装を活かしつつ、モダンな部分と融合して居心地のよい空間に感じる。
ストーブの火が嬉しい・・・といいつつ、お汁粉とコーヒーをお願いした。まずお汁粉が出てくる。
おもちとともにカボチャがはいっている。ほっこりしながら身体も温まり、かつ気持ちが穏やかになっていく。
そしてコーヒーが出てくる。こちらも丁寧に淹れたことがわかる。なんともゆったりした時間が流れていく。
店内には和装でつけられるイヤリングなどのアクセサリーやコーヒーカップなども販売されていたが、すごく気持ちのいいひとときになった。
店内のポップなどに書かれた内容もなんともご主人たちのお人柄を表すようなものだった。むむ、これはいいお店だ。
大内宿では貴重な喫茶店だし、この気分の良さはなかなか得難い。
お店を出たところ、さっきまでの雨がウソのように止み、青空が見えてきた。この気分を象徴するような・・・と。
皆さまも大内宿に来られる機会がありましたら、お勧めですよ。
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