槍見館の近くに新穂高ロープウェイという施設がある。前回槍見館に来たとき、お宿の方に勧められて、チェックアウト後に立ち寄ったことがある。
今回は前回見ることのできなかった槍ヶ岳をどうしても見たくて、夜明け前に出発して午前中の天気の安定しているうちに、ロープウェイで登ろうということで・・・
ところが、よりによって事故渋滞にハマり、稲城~八王子がなんと80分という・・・しかたなく、頑張って進み新穂高ロープウェイに到着したのはギリギリ12時前だった。
新穂高ロープウェイは日本で唯一、二階建てのゴンドラが運行していることでも有名だ。山頂まではわずかな時間だが、途中の景色も素晴らしく、乗車中も楽しめる。麓は紅葉も真っ盛りだ。
ほどなくしてゴンドラは山頂に到着する。駅の上が展望台になっていて、まずは展望台に進む。
晴天というより快晴に近いレベルなので、ロープウェイの正面の笠ヶ岳や背面の西穂高岳(下左写真)がバッチリ見える。
さらには南西には活火山の焼岳(下右写真)も見える。素晴らしい眺めだ。そして西穂高岳を背景に記念写真を撮るサービスも・・・せっかくなので乗ってみた。
さて・・・とあたりを見回すと、うーん見えない・・・槍ヶ岳の頂上の部分だけ雲が掛かっているのだ。
だが、風はそれなりにあるのか、雲は流れている。幸い、チェックインまでは猶予もある。ということで、昼食をとることに・・・
この日は飛騨牛のカレーをお願いした。この日は楽天ミニ(左写真)とOPPO Reno7 A(右写真)で撮ってみたが・・・さすがにやや差は出るか。
カレー自体はとても美味しく、いい意味で裏切られた形。そしてまだ雲があることがわかり、新しく整備されたという「頂きの森」というコースを散策することにした。
途中、半円形に突き出したデッキがあり、そこから槍ヶ岳も望めるようになっている・・・と・・・思いが通じたか、雲が晴れてきたではないか。
とって返し、再び展望台に・・・はたして・・・おお、見えたあ。トップ写真のように見事な槍ヶ岳が見えたのだ。
うーむ、これで槍見館で万一見えなくとも・・・と半分満足。その後当日槍見館では見えなかったものの、翌朝完璧な槍ヶ岳を見られたことと併せ、満足だ。
なお、新穂高ロープウェイの費用は高いので、出かける時はホームページで山頂の天候や視界などをチェックしてからにされることをお勧めしたい。併せて、第二ロープウェイ駐車場が便利なので・・・
天候がよければ、それだけの価値のある光景が楽しめることは請け合いである。
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