アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

岩櫃城本丸祉

2022-04-07 06:00:00 | つれづれ

美郷館はゆっくり休むために行くお宿だが、そうはいっても・・・で、今回立ち寄ったのが岩櫃城だった。

 

 

 岩櫃城は真田の山城として有名で、大河ドラマ「真田丸」のオープニングテーマの中でも岩櫃山の険しい山容が登場していた。

 岩櫃山自体は803mの高さだが、登山となるとハイキング感覚では無理で、しっかりした装備と準備が必要となる由。

 

 ただ、岩櫃城は山の中腹で、途中まで車で登っていけるので、軽装で対応可能だ。駐車場に車を停め、案内所から道を進む。登山道のとっかかりがそのまま本丸への道になっている。いくつかルートがある中でメインの中城経由の道を進むことにした。

 案内所から約500mという・・・が、けっこうな斜面だ。

 

 しばらく進むと、中城に到着する。今ではその痕跡もわからないが、確かに建物が建っていたような空間である。

 ここからさらに進めるといかにも、当時の道? という一直線で細い上り坂が(上写真)・・・両脇が土手になっていて、上から矢を射られるとひとたまりもない。

 

 しかも道は人ひとりしか通れないので、上からインディジョーンズよろしく巨石を転がされたら・・・と。

 呼吸も乱れてくるが、ここを通過すると、ようやく本丸祉の表示が見えてくる。ここからも先が見えてくるからいいが、城攻めで考えると大変だ。

 

 やがて本丸祉に到着する。案内所からの所要時間は15分ほどか・・・本丸祉から下を見ると、急坂が下の街まで続き、かなりの高さであることがわかる。

 真田昌幸が武田勝頼にこの城に転進することを提言したが、彼は岩殿山城を選び、滅亡したことはドラマに取り上げられていたが、確かにこちらに来ていれば・・・と。

 

 帰りに案内所に寄り、ジオラマを見たが、ドラマのシーンの岩山は城の裏山で、本丸からは見えなかった。

 これまで沼田城や名胡桃城、上田城など真田の城を見てきた小生だが、ここは本格的な山城だということがよくわかった。

 

 時間的にはわずかだったが、ひとときタイムスリップしたような気分になった。

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