少し前のことになるが、旭川でイジメにあった女子中学生が自殺した件、縷々報道されているが、信じられなかったのが、母親からの照会に対する教頭の言葉だ。
「いたずらが行き過ぎただけで、悪意はなかった」「加害者にも未来があるんです」と頭ごなしに、いじめを否定。
さらにトドメに「10人の加害者の未来と、１人の被害者の未来、どっちが大切ですか。10人ですよ。１人のために10人の未来をつぶしていいんですか。どっちが将来の日本のためになりますか。もう一度、冷静に考えてみてください」と。
いろいろな意見もあるかも知れない・・・だが、少なくとも小生は、このセリフを2000%否定したい。
このセリフの通りなら、「悪意を否定さえすればイジメではなく、被害者よりも加害者が大人数なら、そちらの立場の方が大事」となる。
さらに、別の記事によれば、警察に対し加害者は「原因はDVをやっていた母親にある」と証言し、一時は警察がそれを信じて母親に事情聴取をしたという。
こんな状況でも「悪意はない」と言い切れるのか。これまでも何度も繰り返される学校のイジメの隠ぺい体質は日本中に定着していると言えそうだ。
だが、それもいたしかたないだろう・・・この国の与党の皆さんがおおっぴらにイジメをやっているのだから・・・
そう、こちらは安倍前首相が石破元幹事長と総裁選を争ったときの記事である。その後、菅総裁が誕生したときの選挙では、次のようなニュースが流れたことを小生は覚えている。
菅・岸田・石破の争いに対して、「石破氏を二位にさせないために、票の一部を岸田氏に廻し調整する」と・・・
少なくとも選挙前に、ワイドショーでこのようなことを公言できるというのが、小生には信じられない。これをイジメと言わずしてなんとするのか・・・
さらに言えば、本人の意思に関わらず、調整票に回される人の心境ってどうなのか・・・なんとなく厳しい反社の仕切りのようにも感じる。
こんなことを堂々とやっていて、子供たちにイジメはいけませんよ、なんてどのツラ提げて言えるだろうか・・・今度の総裁選では岸田氏が標的になるんだろうか・・・
小生はガキの頃、少なからずイジメられる子供だった。だからこそ、集団での意思形成の恐ろしさを知っている。
10人の加害者たちはたいした罪の意識のないまま過ごし、大人になったら、「若い頃は俺もヤンチャしたよ」なんて武勇伝のように語るはずだ。
10人の未来の方が大切なんて言葉は、絶対に許せない。
*「親以上のガキは産まれないし政治屋以上の国民は生まれない」
どうもこれは心底正しい様に思われてなりません。よく「自分の面が悪いのは親の責任」とも言われますが、半分当たっているにせよ「二十歳過ぎればテメェの責務」も当然ですね。この結果により
*「いじめ問題の根源/責任は全て政治に在り」
お師匠様ご訪問の皆様も先刻ご承知ですが「全ての基本 ベーシックは政治」です。経済も法も、音楽や落語などのエンタメもスポーツも、更に医学も科学も根底は全て政治」なのですね。こんな簡単シンプル単純な世の理屈も解らねぇから「世のトップであるべきはずの政治屋が狂う=周囲の取り巻き政治ゴロや政治業者が増長し感違う=官僚小役人が更に感違ってトチ狂う=国民が迷い悩み苦しみ悪事に走る=親の背中を見てガキどもが更に悪くなる」のリフレイン繰り返しにより更に世が乱れ「極めて陰湿な行為=いじめ、タレコミ、密告、僻み、嫉み」等が跋扈する。こんな事は極めて当然であります。
しかし実に不思議な事に「トップである政治屋や官僚小役人どもは、その責任を認めないばかりか知らぬ顔の半兵衛助兵衛を決め込み逃げる」だけ。恐ろしい事に「自分の胸に聞いてみろ」と言われても「あんでぇそげな事聞いたって解らねぇや」と言う輩すらいる。これはもう末期の症状でもう駄目かもしれませんね。思い起こせば「その馬鹿面スケベ面に加え、郵政改革無くして構造改革無」なんてぇ頭スッカラカンのインチキ論法だけで長年総理の椅子に座り続けた大恥知らずの大臣閣下(まぁ親子そろって阿呆さらして国際会議でセクシーがどうのこうのとアドリブったりしたが、元々詐欺師親父の血を引く頭では跡が続かず大恥さらしおって、、、)更には「この未曾有の、、＝みぞうゆの、、、」漢字もまともに読めねぇどっかのお大臣様や、あれだけ悪事の証拠が揃いながらも夫婦そろって大恥さらしあった掃除大臣閣下ご夫婦等など、、、まぁ正直これでは「国民の皆様のお手本になる様な事は努々思われず、こんなトップ連中を悪い手本として、国民の皆様がいじめに走る」のを誰が批判できるのか、誰が攻められるのか、、、、ひとつ三文高卒の自分にもわかる様なご説明が欲しいです。
正直今の日本では絶対にいじめなんぞ無くならない。教育現場が何をしようと絶対になくならない。教育現場自体が腐りきっている処の上にそれは全て「今現在、日本の政治トップの者達の鏡が国民の姿」だからです。
*「批判ばかりでは無く具体的対策は?」
これはもうまず日本の政治トップ周辺の「総すげ替え」しかありません。やはり中核に巣食う「老害は公害である」との認識で「資格の強制剥奪や強制引退、院政の徹底廃止、必要以上の特権剥奪やサラリー年金の徹底見直し、場合によっては議員立候補資格の国家資格試験創設や徹底身体検査の実施なども真剣に考える時期に来ていますね。とにかく世の進歩が速すぎる上に法も全然追いつかない今、このままでは大変な事になります。それと、、、、あまりに「面の悪い輩=ガースーだかあんだかの安っぽい能面が腐った様な面」等も少し考える必要すら感じますね。それほどツラの悪い輩が多すぎるのです日本のトップは。これではねぇ、いじめなんぞ未来永劫に無くなりませんよ残念ですが、、、合掌 否敬具
相変わらず、我が意を得たりというコメントです。
大石様おっしゃるとおり、この国ではイジメはなくならないでしょう。それはこの国の国民がそういうDNAを持っているからと感じます。
また親〜子〜孫にいたる系譜についての記述を見て思い出したのが、ラスベガスのカジノの件。以前ある日本人がラスベガスでカジノを経営しようとして、申請をしたものの、ひいお爺さんが、軽犯罪を犯したことがあり、許可がおりなかったと。
それに引き換えこの国の偉い人たちは…で、罪ですらなかったことにしてしまいますので。
そうそう、更に思い出したのが、校長先生たちは在任中にイジメがあると、退職金ががっつり減額されるという。これではイジメはなくならないですよね。イジメを発見し報告したら、増額するくらいのことをしないと。
まあ、この国にこうしたことの改善を期待する方が無理でしょうが。