雑司が谷かるた

池袋のビックリガードから目白よりに行くと大きな駐車場がある。最近所用で、その駐車場に停めることがあったのだが、そのエントリー沿いに写真のような絵が描いてあった。

　えっ、以前はこんな絵なんかなかったぞ・・・と思い、思い出したところ、ここにはいわゆる落書きのたぐいがところ狭しと描いてあったはず。
　で、それをなくすためにあえて壁に絵を描くことで、対抗したのか・・・なるほどなるほど・・・ときにこのカルタいったい・・・

　と思って調べたら、これは「雑司が谷かるた」といい、けっこう古くからあるものらしい。そうそう、池袋というより昔は雑司が谷の方がメジャーだった。
　先日紹介した朝顔市も元々は入谷の鬼子母神だが、ここ雑司が谷の鬼子母神も有名だ。秋にはすすきで作ったみみずくの飾りの市でにぎわう。


　と思っていたら、右のようなカルタが・・・うん、雑の字があるところを見るとこれは、雑司が谷に縁のありそうな・・・(ここで写真をクリック)
　「雑の字と村名を決めた吉宗公」、おお、ここの村名を決めたのはかの暴れん坊将軍の松平健かあ(←おいおい)

　その他たくさんのカルタが並んでいるが、微妙に絵がチープなのがまたなんともいい(笑)。もしかするとかつての落書きの方がアートだったかも・・・
　なんて不謹慎なことを思いつつ、古きよき地元カルタを思い起こす、いい企画と感心した。各地にもこういうカルタがあるはずだが、そういえば、群馬には有名な上州カルタなんてのがあったっけなあ(汗)

　けっこう、あれも・・・微妙なんだが・・・