切ないぞ、ショッカー

今、とても気に入ってる、というか気になっているCMがある。リクルートのCMだ。画面に流れる悲しげなBGMとともに・・・主人公は・・・

　そう、かの仮面ライダーの敵役のショッカーである。というか厳密には、ショッカーの戦闘員というべきか。このＣＭはこちらからどうぞ。
　怪人にこき使われ、どこか哀愁を帯びたショッカーの戦闘員の独り言というか心の言葉が、テロップで流れる・・・うわーっ、シュール(爆)

　確かに戦闘員って、ある種サラリーマンみたいなものである。だが、考えてみると彼らは決して出世することはなく、一生戦闘員のままだ。
　そして平で終わるだけならいいが、仮面ライダーにやられるか怪人からどつかれてやられるかの悲しい運命である(汗)

　転職など考えてもしかるべきだろう。戦闘員が頑張れるのは、その見合いがあればこそだ。闘っても出世もボーナスも出ずでは・・・って、待てよ。
　もしかしたら、彼らには出世しないかわりにボーナスが出ていたのではないか。たとえばライダーの居場所をつきとめたら、100万円とか(←あるかよ)

　そのくらいでなければ、あまりに悲しくてやりきれないぞ。サラリーマンとして切なすぎるぞショッカー・・・あっ、いや小生か(苦笑)
　そんなことをあれこれ考えさせてくれる面白いCMだが、ちょっと待てよ。このCMがわかるのって、そこそこオヤジ世代ではないか。

　とすると、このCM実は、オヤジ世代を狙ったものだとか・・・ふーむ、このCMに浸っている小生って、もしかして・・・
　まあ、こんなオタクオヤジ、どこにも採用してくれるようなところはないだろうが(苦笑)