阿波踊りの話

先日、水戸のお祭りを紹介したが、東京の８月というと毎週末どこかで阿波踊りをやっている。小生の知る限り高円寺がはしりだと思う。

　しかし、今では三鷹など中央線沿線はもちろんのこと、西武線の駅沿いや東急線の駅沿いあたりでも行われているようだ。
　面白いのは、例えば西武線のある駅でやると、そこに東京中のいろんなところから駆けつけて参加するというところ。だから、西武線に中目黒から来たりしている。

　全国各地にいろんなお祭りがあるが、もともとのはじけぶりでは阿波踊りはその最右翼のひとつであろう。
　そんな踊りが、東京中にはびこっているというのは、まことに興味深い。先日も都内某所の阿波踊りを見てきた・・・というよりたまたま通りかかったらやっていた（汗）


　グループの名前が○○連というのも面白い。この日も天狗連とか、駅名のついた連などがたくさん参加していた。
　揃いの衣装がまたいい。男性と女性で踊り方も衣装も対照的なのも面白い。正直、女性の衣装とあの踊り方って、面白いのかとも思うが・・・

　だが、女性の浴衣は謎だ。帯から下は、長襦袢のようだ。そもそも超ミニの浴衣に長襦袢を合わせているのだろうか。風が吹いたりするとドキッとしたりする（苦笑）
　男性の衣装もひとつ疑問がある。必ず、後ろに印籠みたいなのを下げていることだ。しかも、帯から下に長くたらしているケースが多い。

　小生阿波踊りマニアではないので、よく知らないが、衣装ひとつとってもいろいろお約束があるようだ。深いなあ・・・
　そうそう、踊りの連であるが、見ているとノリノリの連がある一方で、中には商店街に店舗を構える関係で、しかたなく参加した信用金庫の行員などがいたりする。

　そういう行員が混じっていると、一目でわかってしまい、かえって恥ずかしい。やはり踊るアホウにならないといけない（笑）
　それにしてもいろんな連の名前があって面白い。昔は、オツな年増狙いの狼連なんてのも各地にあったそうだが、っておい・・・向こうから来るのは子供たちばかりだぞ。

　へえー、これはまた・・・何々「チルド連」ってか、こいつは一本とられた（苦笑）