今、JRの駅構内に続々と駅ナカの商店街が進出している。赤羽の駅にもそれはあり、中に六厘舎系のつけ麺屋さんがあると聞いて、出掛けてきた。
六厘舎といえば、3時間待ちくらいは当たり前で、惜しまれつつ閉店した理由が、行列が長すぎて近隣からの苦情があったためという・・・伝説のつけ麺屋さん
とうとう小生も行く機会のないまま終わってしまったが、その系列のお店となれば、当然期待も高まる。写真を撮っていたら、小生が入り口脇の鏡に写りこんでいた(苦笑)
お店の名前は「舎鈴」という。これで「しゃりん」と読ませるそうな。電車の駅ナカだけに、車輪をイメージしつつも、親である六厘舎にも近いという感じか。
さて行ってみたところ、行列がない。あれれ・・・時間帯がよかったのかしらんと思ったが、どうやらそれほど行列というところまではいかないようだ。
何にしようかと思ったが、そうそう来れる感じでもないので、お勧めという「得製つけめん」にした。特製でなく「得」というところが拘りのようだ。
ということで、食券を出すと、冷やしかあつもりか聞かれる。小生の場合は当然あつもりで・・・ここで気になるのが茹で時間だ。
確か六厘舎の行列の原因のひとつに、茹で時間の長さがあったような・・・ところが、それほど待つこともなく出てきたのがトップ写真のこれだ。
作業しているスタッフを見ていると、まとめて麺を茹でているのと、こちらの写真のように麺の太さが中太という感じなところがその秘密のようだ。
確かに駅ナカで行列ってのはヒンシュクだろうし、電車待っていたりしたら気持ちも急く。太麺好きの小生には残念だが、まあ、これはこれで・・・と。
まずは一口・・・ズズズッ・・・うん、あれれ? 美味しいかと聞かれれば、美味しいし、ほどよい甘味の感じられるスープは悪くないんだが、なんだろう・・・
期待が大きすぎてしまったせいか、超行列覚悟のお店の味かといわれれば、そこまでとは感じなかった。まあ、水準以上であることは間違いないんだが・・・
得製に入っているほぐし豚はボリューム感もあり、なかなか美味しかったし、味玉も悪くはない。だが、あくまで個人的な趣味でいえば、川崎のおかべとか、今はなき、うさぎちゃんのほうがツボだったかも。
とはいえ、駅ナカでこのレベルのものが食べられるのなら、また来てもいいかなと。定期券で、回り道で帰ることもできるし・・・って。
行列しないで食べられる六厘舎系つけめんの舎鈴・・・おすすめできますよ~
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