アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

立川志の輔独演会

2007-06-30 09:25:56 | つれづれ
先日、某所で立川志の輔の独演会に行く機会があった。志の輔といえば、立川談志の一番弟子であり、当代の噺家の中でも看板の一人といっていいだろう。

 だが、立川流はご存知のとおり寄席に出ていないので、ホール落語で聴くしかない。ということで、生で聴くのは初めてだったので期待はいやでも高まる。
 前座は、立川メンソーレの道具屋・・・とんでもなくセコ(下手)だった(爆)。まあ、ほんとの前座だし、将来に・・・であろう。その名のとおり、沖縄の出身という、頑張ってほしい。

 さて、お目当て志の輔の一席目は、「千両みかん」だ。富山の出身という志の輔は、なまりを克服すべく、独特の世界を作り出したことで知られるが、爆笑の連続だった。
 千両みかんといえば、そんなに爆笑するような話ではないが、小生不覚にも大爆笑してしまった。こんなのありかよって・・・

 古典の仕立てはくずしていない、変なアレンジではないんだが、とにかく面白い。さすが志の輔である。こういうやり方もあるんだなあと感心してしまった。
 さんざん笑って中入り、後半の話は「へっつい幽霊」だった。これまた冒頭からたっぷりの仕立てで、抜群に面白い。

 やはりここでも古典を崩していないが、くすぐられまくる。志の輔落語おそるべし。そう、小生のように話を知っていても、それ以上に面白いって落語の真髄であろう。
 さんざんぱら笑いながら会場を後にした。小朝のきれいな落語、昇太の新しい仕立ての落語とはまったく違うが、ひとつのあり方として見事である。

 ただ、気になったのが、マクラのふり方、声の調子、手のくせ、いずれも完璧に談志のコピーだということだ。
 心酔する師匠に似るというのは当然としても、声まで真似するかよって・・・そこだけがちょっと目についたが、志の輔・・・やはり今、旬かも知れない。
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5 コメント

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好きです (まりも)
2007-06-30 13:03:53
こんにちは。
私も志の輔さん好きです。ためしてガッテンも好きです。序に小野アナも好きです。
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千両みかんって (松田聖菜子★彡)
2007-06-30 19:22:12
 大阪の噺家が演じられるので、大阪の落語かと思っていましたが、そうでもないんですね。

 今日、イトーヨーカドーでおみかんの缶詰を買うときに、聖菜子★彡ママに「このみかんは千両まで高いことは無いよ~~」って言いましたが。聖菜子ママは気づかなかったみたい。
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おお、なかなか・・・ ()
2007-06-30 20:31:11
まりもさんもお好きですか・・・って、小野アナですかあ(笑)

松田さん
確かに千両みかん大阪でもやってますね。
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一番弟子 (すぽっと)
2007-07-02 15:19:55
>心酔する師匠に似るというのは当然としても、声まで真似するかよって

私も一番弟子ですが。。。(笑)
大丈夫。私は真似しませんから(爆)。

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ふははは・・・ ()
2007-07-02 23:23:59
ぜひ真似をば・・・ダメ?(爆)
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