先日湯の花温泉に出かけた小生、通常なら西那須野塩原ICから降りて、塩原温泉を抜けていくのだが、途中でナビが道路状況を考慮し鬼怒川を抜けていけと・・・
鬼怒川から龍王峡を抜けて走ると、やがて湯西川温泉との分岐となる。ここへを経て国道121号線を走っていく頃、昼食をどうしようかと・・・
テレビ番組で飲食店を探すバス旅などがあるが、まさにそんな感じの街道を進んでいると、ポツンと一軒のお店が見つかった。
それが今日紹介する「もくりん」である。入り口そばに「みよりそば街道加盟店」とある。中三依温泉駅の近くのようだ。
駐車場に何台か停まっていて、店内にはお客さんがいらっしゃることがわかる。先客は3組だったが、片づけられていない食器もあった。
お店はご高齢のご夫妻で切り盛りされていて、店内もレトロなイメージだ。「黙々と新蕎麦を打つ主かな」なんて色紙もあったが、まさにそんな感じだった。
商売っ気などほとんどないイメージだが、店内はお客様も温かい空気で包まれている・・・こういうお店で待つのはお約束だ。
普通なら遅いぞ・・・というタイミングで出てきたのがトップ写真のそばとこちらの天ぷらだ。そばは細切りでコシがしっかりしていて、のど越しが抜群だ。
つけ汁をつけてたぐると・・・美味い、これは常連さんがついているのもわかるぞ。そして天ぷらは山の幸のもので、一人前頼んだが、二人で十分だった。
食べていると、お客さんが一段落したので、ご主人が店内に出てきて他のお客様と世間話を始めた。
聞くと、11月最後の週末でお店を閉めて、来春までお休みという・・・なるほど、これはラッキーなタイミングだったのかも。奥様曰く、「こんなお店だけど横浜とかからも毎年来てくれる人がいるのよ」と・・・むべなるかなと。
店内はレトロで特にトイレなどは超レトロなので、快適な設備を求める方にはお勧めしない。だが、こだわりの美味しいおそばをいただくのなら、こちらはお勧めだ。
再訪をお約束し、お店を後にした。
ちなみに、みよりそば街道とあったが、ここからしばらく走ってもあまり多くのお店はなさそうだった・・・念のため。
もう、30年くらい前に、先代のご主人が「古代村」を作り、「竪穴式住居」の建物を敷地に作られた頃からの馴染み客です。
機会がありましたら、お立ち寄り下さいませm(__)m
◆「古代村」のホームページ
https://miyori.jp/archives/725
こちらのお店に立ち寄ったのはほんとの偶然でしたが、ここから湯の花温泉に向かっていると「古代村」の看板が見えてきて興味が湧いておりました。
次回は立ち寄りたいと思います。