アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

「涙ぐらし」と「冬桜」を歌う

2020-08-10 06:00:00 | つれづれ

小生、オヤジ世代としてやはりというかなんというか演歌はきらいではない。もちろん、演歌でなければ生きていけない・・・なんてこともないが・・・

 

 演歌のどこがいいかと言われれば、歌詞からその歌の世界観が見えるところ、そしてそれが自分の境遇やら経験とシンクロしたときにグッとくる・・・というところ。

 と、前置きしながら、最近のマイブームは車の中で演歌を歌うというもの。時節柄カラオケには行きにくいし、ましてやカラオケスナックも・・・

 

 で、車を走らせながら、お気に入りの歌を掛けて一緒に歌うという・・・まず必ず掛けるのが角川博の「涙ぐらし」だ。

 彼の1976年のデビュー曲、この歌にはものすごく思い入れがあり、上京したアパートで夜な夜なラジオで聞いていた。

 

 ♪泣き虫ね私は、二年の思い出を~で始まるこの歌は、小生のカラオケの十八番のひとつだ。

 ただ、間違いなくどこのカラオケにも収録されているが、スナックなどでは「この歌を選んだ人初めて」とたいがい言われてしまう。

 

 角川博の知名度も低いし、ましてやそのデビュー曲ったって・・・だ。よく考えたら、来年でデビュー45周年か・・・そりゃ、知名度低いわ(苦笑)

 そしてもう一曲が、湯原昌幸の「冬桜」だ。こちらは2003年の曲だが、やはり歌詞がいい・・・

 

 ♪一度だけの人生と 誰もが口にするけれど 悔んじゃいない この生き方を 急がば回れの夢がある 桜、桜、冬桜、春にそむいて咲くがいい・・・

 この歌詞を聞くと多くのオヤジ世代にしみいるというが、確かに・・・で、小生もこの歌詞をかみしめながら歌ってしまう。

 

 よくよく比べると、かたやひそやかに生きる女性の歌、かたや不遇に生きるオヤジの歌、かたや1976年、かたや2003年。

 それでも、この二つの歌が同じように小生の中では流れてくるというのも事実である。仮に、二つの曲をどっちが1976年でしょうとクイズにされてもわからないかも・・・と。

 

 自らの進歩のなさもあって、変わらない世界というのに安心感を覚えるところである。ということで、今日もまた、二曲を歌いながら車を走らせている小生であった。

 ♪明日はこの部屋 出ていく私~ってか(汗)

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