つい先日のことである。あるお店でランチを食べていたら、ラーメン屋さんの倒産が相次いでいるというニュースを取り上げていた。
まさにこちらのニュースであるが、越谷で繁盛しているお店が9月一杯で閉店するというのだ。
コロナ禍前に、新橋の二郎で、スタッフが集まらなくて閉店というニュースが話題になったが、こちらのお店は純粋に経営がなりたたないからという。
閉店を決断した一番の理由は、麺をはじめしょうゆ、メンマ、背脂など原材料費の高騰だという。
店主によれば、「電気代は1.5倍とか、ガスも同じくらい上がった」という。もちろん、すでに100円ほど値上げをしたそうだが、それでも・・・と。
さらに、繁忙時間以外はバイトもいれずにご主人ひとりで切り盛りしていたとか・・・テレビでは、コロナ禍の緊急融資の返済も残っていると・・・
なかなか悩ましい話だ。どこかの政府はガソリン代の補助に血道をあげているが、日々のオペレーションでこのような話はたくさん起こっているはず。
最大の原因は、コスト増を価格に転嫁できないからだ。逆にいえば、転嫁したら売れなくなるからだ。
つまり所得が上がらないからで、なかなか深刻な問題である。それどころか、テレビなどでは海外の食事がバカ高いが日本は安くていいよね・・・なんてやっている。
さらにいえば、殺された元首相は亡くなる直前まで「円安は日本にとっていいこと」だと叫んでいた。
円安が輸入品で生きている日本にとって、物価高をもたらすことは自明の理なんだが・・・それはいいことだと・・・
しつこくいうと、物価高から価格転嫁、そして所得向上ならいい。この国の場合、物価高から先が止まってしまうのだ。
ことはラーメン屋さんだけではない。日本中のあらゆるところで同様のことが起こっているはず・・・にもかかわらず、円安政策を引き続きとり続けるこの国・・・
明るい見通しはまったく立たないと思っているのは小生だけだろうか・・・
アメリカ人は、地震起こして毒針打たせたり、
SDGSやら、LGB Gとかロクなこと言いませんからね。
最近の扱いを見ると、日元の方が良いかもです。
アメリカ領日本ですからね(汗)