先日、とあるガジェット系の記事でモバギの話を見つけた。もはやノスタルジーネタになっているが、小生も懐かしくなって見てしまった。
小生がハンドヘルドPC、Windows CEに最初に触れたのは、Personaという日立のモデルだった。確か1998年のことだったような・・・
当時のパソコンといえば、起動に時間がかかり、電池の持ちが悪く、それなりに重いというものだったが、CEは基本的に母艦となるPCと同期することを前提にしつつ、単独でもWORDやEXCELが使え、もちろんメールも打てるというものだった。
またとにかくコンパクトで軽く、起動は即だったから、当時京都に単身赴任だったが、週末の東京の行き帰りにも活躍した。
今のスマホのように単体での通信機能はなかったので、モデムカードを使って携帯とつないで通信したり、グレ電からつないだりした。
当時は、出先や新幹線から文書を打ち、FAXに送信したり、メールで送付したりして活用しており、機動力を発揮していた。
Personaからモバギに移行し、さらにJornadaに移行しながら、楽しんでいたが、さすがに当時の携帯の通信速度でインターネットを楽しむのは限界があり、おもにメールマシンとして活用していた感じだった。
それでもなお、会議の議事録やFAXの受信など、モバイル管理職の走りとして重宝したし、持って使っていることが、ある種ファッションになっていた感じ。
当時はPDAなんて言い方をしていたが、携帯とのすみわけとかパソコンの補助として・・・とか、モバイル系のガジェットがどこへ行くのか決まっていなかった感じ。
モバイルギア、通称モバギは2002年に最終となった由。確かに、その頃はといえばVAIOなどが、小型のマシンを続々出してきて、なにもCEでなくても・・・となっていた。
それでもなお、小生にとっては、モバギやJornadaのキーボードを使って軽快に文書を作っていたことが懐かしい。
あと10年もしたら、完全に前世紀の遺物のようになってしまうのだろうか・・・そういえば、モバギやJornadaは、家のどこかにほこりを被っているかも知れない。
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