粋な床屋

皆さんの行く美容院、または理容室はなんという名前だろうか。小生がガキの頃は、きわめて単純で、「○○床屋」なんていうパターンだった。そう、美容院だって、○○美容室とか言っていた。

　今となっては、いろいろな床屋の名前になっている。ヘアーサロンなんていうと、美容院か理容室か分からなくなってしまう。
　名古屋にいた頃、同僚の勧めで一度行った理容室は、「ヘアブティック○○」と言っていた。とてもオシャレだったが、カットされた実感がなかった。

　ほかにもいろんな名前があるぞ。「カットハウス○○」「カットスペース○○」などなど、思い出すだけでもたくさんあるが、「カット」が付くケースが多いのかなと。
　まあ、お約束のひとつかも知れない。ときに、先日某所で見つけたこの理容室・・・いや床屋(写真)。思わず足を止めてシャッターを押した。

　「ＭＯＢＯＣＬＵＢ」・・・うわーっ、おい今は平成だぞ(爆)、勘弁してくれよ。ほとんど大正時代だよ、って思ったが、このお店最近までなかった。
　ということは、最近できて敢えてこのネーミングにしているのか。まさか、代々守ってきた老舗の理容室ということはあるまい(汗)

　まあ、まじめなところ店主が何かで「モボ」という言葉を知り、それを店名にしたんだろうなあ・・・「古くて新しい、それが当店のコンセプトです」なんていって(汗)
　だがしかし、問題はお客様がはたしてこの言葉を知っているかどうかである(苦笑)。読めたとしても、「モボ」が何の略で、どういう意味か・・・わーっ、理屈っぽい床屋だ（爆）

　下手すると、モボクラブでなく、ホ○クラブと勘違いする輩も出てきたりして・・・(あるわけねえだろって)、まあ床屋というのはいい隠れ家かも(←だから違うって)。
　いずれにしろ、あまりスカッとした感じがしないが、ぜひ頑張って繁盛してほしいものである。

　しかし、こんなことで驚いてはいけない。写真が撮れなかったのが残念だったが、先日紹介した秘湯に行く途中、もっと粋な床屋を見つけてしまった。
　「ニューヤング○○」(爆)。おい！オヤジは行っちゃあいけないのかよ。しかし・・・それにしてもヤングって・・・粋だなあ(爆)