あるスーパーにて

いつも行くスーパーにて・・・小生、胡瓜を買いに行ったのだが・・・ご覧のとおり、大量に残っている。


　が、よく見ると隣の胡瓜は、完璧に売れていて、右半分が完璧に残っている。値段に差は・・・なさそうだぞ。って、ことは・・・
　右写真をご覧いただこう。正直なところショックであった。えっ・・・そのせいかよって。ちゃんとしたスーパーで出ている品物だ。何を敬遠してんだよって。

　先日、福島で被災し、やむなく埼玉に移転し、ラーメン店の再開を目指して取り組んだ方の記事を読んだ。
　それによると福島ナンバーの車を見た地元の人から、「放射能を撒き散らしに来たのか」と怒鳴られたこともあったという。

　「頑張ろう東北」とか、「心はひとつ」とか「絆」とか言うのはやさしい。が、その一方で、やっていることは・・・と思うとなんだか悲しくなってしまった。
　大げさでなく、涙が出てきて、そして悔しくて・・・ついつい、気づいたら予定の倍以上胡瓜を買い込んでしまった。

　「これが何の足しになるんだ」とか「子供が大切だという、親の気持ちがわからないのか」とか言う向きもあるんだろうが、それにしても・・・だ。
　この夏は千葉の海水浴場も閑古鳥が鳴いていたという。風評でどれだけの影響が出ているか、計り知れない。

　明らかに、問題があって出荷停止になっているもの以外をどうして手をひくのだ。福島の野菜も果物も美味しさは抜群である以上、小生は積極的に取りたい。
　賛同される方、ぜひえり好みせずにしていきましょう。