時代劇でやりたい役は・・・

先日ネットを見ていたら、時代劇でやってみたい役は？という記事が出ていた。なるほど、確かに誰しも一度くらいは、こんな役をやってみたいと思ったことがあるかも・・・

　その結果は、なかなか興味深いものであった。暴れん坊将軍とか、水戸黄門といった定番のヒーローが多いと思いきや、意外にも「脇役好き」が多い結果となったという。
　「うっかり八兵衛」とか「水戸黄門に助けられる町娘」なんていうのは、確かにわからんではない。

　それよりも、笑ってしまったのがいわゆる定番の悪役たちをやりたいというもの。
　「町ヤクザがいいですなぁ（笑）『何をやっておるのだ！』と悪代官に怒られて『すみやせん、もうちょっとのトコだったんですが、妙な爺が邪魔立てを…』うーん、これこそ『ワンパターンも磨けば光る』の典型ですなぁ」という意見には笑ってしまった。

　しかし、ワンパターンといえば、なんと言っても悪代官にトドメをさすはず。
「え、そりゃ、やっぱり…悪代官か越後屋！『越後屋、そちも悪よのぅ』『いえいえ。お代官様こそ…』時代劇の醍醐味でしょう！」こういう意見は多かったというが、小生も越後屋には興味があるなあ・・・こんなお土産も買ったくらいだし。

　以前も書いたが、そもそも、あんな手の混んだ会話をしなくてもいいのでは・・・してるから正義の味方が突入するんだよ、という突っ込みを入れてしまう小生だ。
　と言いつつ、すごくマニアックな役柄を挙げた人も多かったという。たとえば、時代劇といえば犠牲者だが、その犠牲者第一号なんていうのもあったそうな。

それよりも小生のツボにハマッたのが、「夜、主人公がそば屋に通って、おそばをすすりながら話していると情報を提供するそば屋の主人」というもの。
　確かに、これは夜鳴きそば屋でなくてはならない（苦笑）。この後のストーリーが読めてしまうではないか。

　ちなみに小生なら、やりたい役は・・・そうさなあ、御殿で悪代官が女中の帯を引っ張り、女中が「あ～れ～」といってぐるぐる回る。あの女中役（笑）
　って、十分変な役だよ・・・という突っ込みが聞こえてきそう。ならば、逆に小生が帯を引っ張るから、誰か引っ張られる役をやってくれないかなあ・・・（←セクハラオヤジそのものではという説も）