アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

いとこの会で若手四人の競演を満喫

2016-04-22 18:15:37 | 落語

先日、以前よりご縁を頂いていた八ゑ馬さんより、「いとこの会」なる落語会の案内をもらった。先代の小さんの孫弟子の二ツ目の勉強会という。これが新板橋駅の近くで、八ゑ馬のほか、小んぶ、市弥、小辰の四人の会と言う。


 この四人の会となれば小生、少なからずご縁のあるわけで、行くしかないだろうということで出掛けた。会場は駅からすぐで、会場に予定よりかなり早くに着くと、この会の席亭さんとお話ができた。
 何でもこのブログで、席亭さんのお気に入りの噺家さんがよく紹介されていることで、たまたまブログの読者になっていただいていた由。

 身内の小辰小んぶの会などの記事を見ているため、以前より小辰さんや小んぶさんに小生が「いとこの会に来てくれないか」と聞いていたとのこと。
 こんなところて、ブログがご縁をつないでいたというのはちょっと嬉しいとろだ。

 さて開演だ。まずは小んぶが登場。始めたのは、おお「新聞記事」だ。故志ん五がよく寄席で掛けていたが。さすがによくこなれている。
 バッチリ楽しませていただいたところで、二番手八ゑ馬が登場。始めたのは、おっ「不動坊」だ。上方版で聞くのは初めてだが、なかなか面白い。


 ここで中入りかと思ったら、続いて市弥が登場、中入り後に漫才があるという。で始めたのは、おやおや・・・なんと「紙入れ」だ。
 そういえば市弥を聞くのは久しぶりだが、正常進化していることがよくわかる。こうした若手が競い合うのはいいなあと。

 その昔、小朝と志ん橋が二ツ目で二人会をやっていて、よく競っていたなあと。
 というところで、ここで小んぶと八ゑ馬で漫才。それなりにぎこちないがよく頑張ってくれた。

 そしてトリの小辰の登場だ。何を始めるのかなと。おお、十八番の「ねずみ」だ。小生、小辰のこの話は何度か聞くが、入船亭の伝統芸だ。
 この日もバッチリ楽しませてもらい、大満足でというところで、ここから軽く打ち上げに突入。この四人と飲めるのも貴重だが、席亭さんの手作りのあてがすごい。

 ここではついついいろんな話をしてしまい、いささか喋りすぎたが、席亭さんのお人柄も素晴らしく完全にこの会のファンになってしまった。
 冷静に考えてみれば、席亭さんのご負担はなかなか大変そうだ。小生ができることは限界があるが、噺家さんも席亭さんも応援したいと思った次第。

 これは次回は動員を掛けなくちゃ・・・って。
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