NHKはもちろん民放までもが政府に忖度の嵐のような今日この頃、ニュースやワイドショーの話題といえば、トランプ大統領が壁の建設に非常事態宣言を出したとか、柏の児童虐待の話など・・・で、国会のやりとりはほとんどスルーだ。
もっとも、その国会のやりとりも質問に対して、完璧に肩透かしの回答に終始し、聞かれてもいないことを延々と時間稼ぎのように話しているのを見ていれば、いかにも悲しくなってくるが・・・
そんな中、トランプ大統領からトンデモ発言が飛び出してきた。
トランプ大統領が先日、ホワイトハウスの演説で自慢げに語ったことがきっかけだったのだが、さすがにこれは隠しようがない・・・
曰く「これ言っちゃいますけど、日本の安倍首相から、彼がノーベル委員会に送ったとっても美しい手紙のコピーをもらったんです。ノーベル平和賞をトランプ大統領に授与するように日本を代表して推薦したと。私は『ありがとう』と言った」と。
メキシコ国境の壁など、およそノーベル平和賞にほど遠い言動の大統領に対して、(要請されたとはいえ)ほいほいと推薦状を出してしまうどこかの首相・・・
ありえないが、問題はそれだけではない。首相自らは国会で追及され、「事実ではない、と申し上げているのではない」と苦し紛れの答弁をしていることだ。
だが、トランプ大統領にとって、ここでフェイクニュースを流すことは何の得にもならないわけで、事実としか考えられないだろう。
といいつつ、例によって大マスコミはこのことをほとんど取り上げていない。
もうひとつ、衝撃的なニュースを紹介しよう。それがこちらだ。北朝鮮による拉致被害者家族の蓮池さんの談話だ。
どこかの首相のセリフとして「北朝鮮のミサイルが日本の人口の少ない所に1発でも落ちてくれればいいのに」と言ったという。しかもそれは、1回や2回じゃないと紹介している。
もしこれが本当ならとんでもないことだが、予想どおりこの件も大マスコミはまったく取り上げていない。
これについても政府に拉致問題の解決をお願いしている蓮池さんからすれば、ここで大ボラを吹くメリットなどまったくないわけで・・・もちろん、これについても真偽はわからないのだが・・・
今の我々には、どれだけの事実が知らされているのだろう・・・そんなことは国民は知らなくていいこと・・・なんだろうか。
とても恐ろしい時代に入っていると感じるのは小生だけだろうか・・・
アカデミー賞でも注目の『バイス』という作品では、ブッシュ大統領の時のチェイニー副大統領が、実は・・・、という政権の内幕が描かれています。
この人がいなければ、トランプ大統領は誕生しなかったのか・・・?
今の日米関係が、次にどんな世界を生み出すことになるのでしょう。
それにしてもこの二人、映画にするほどの重厚さはない・・・?
いつもながら、Shimaさんらしい視点からのコメントには気付きも多いです。
今の日米関係が映画になる・・・なんてことはないでしょうが、数多くの日本人が世界で報道されていることについて知らないでいることに気付いてほしいです。