アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

牛銀のすき焼き

2013-11-01 05:28:46 | グルメ
伊勢参りについて一連の記事を仕立てた小生だが、実は前日は松阪に宿泊していた。となれば、ミエミエで松阪牛を食べようという・・・



 松阪牛の名店として有名なのが、俗に金銀と呼ばれる「和田金」と「牛銀」である。今回は事前に予約し、牛銀に行くことにした。
 駅から進んで行くと、この地の出身の本居宣長のからくり人形があったり、三井発祥の地があったりする。松阪が、歴史のある町であることを実感する次第だ。

 そうしてまず目に留まるのが、和田金の立派なビル。げっ、すげえ・・・って感じ。そして、そこを通り越してしばらくいくと、昔の民家の路地っぽいところを行き、そこの奥にあったのが、牛銀だった。
 おお、これはまた風情があるぞ。ちなみに、手前の民家は本居宣長の旧邸だった。

 さて、予約していたのでスムーズに入店できたが、入り口にはフリーで来た待ち客もチラホラ・・・おお、さすがだ。
 で、座敷に通されて出てきたのが、このお肉だ。くわーっ、この見事なお肉・・・さすがに松阪牛だ。



 さて、ここからは仲居さんにすべてを託そう。まずは醤油とお砂糖だけでお肉を焼いていく・・・むむむ、割り下を使わないのは京都あたりと同じだ。
 座敷で仲居さんがやってくれるのは人形町の日山あたりと同じだが、作り方が違っている。この時点で、京都の頃を思い出し、なんか嬉しくなる。

 早速食べてみよう・・・う、むむむ・・・美味い。さすがに美味しい・・・月並みな表現だが、うまみがある上に、上品な脂だからくどくない。
 なんともいいんだが、少し量が少ないかしらん・・・と心配になりつつ、つまみ的に出ている牛のしぐれ煮をいただいているとお酒が飲みたくなった。

 で、仲居さんに勧められたのが写真の鈴鹿のお酒。あまりイメージはなかったが、これがまた抜群に美味しく、グイグイといけてしまった。
最初は少ないかと思った料理だが、その後野菜や豆腐を煮てもらい食べた後、もう一度お肉が入る頃にはけっこうお腹も一杯になってしまった。



 仕上げにご飯を・・・と出てきたのが牛肉のそぼろ煮。これをご飯にふりかけていただくと・・・むむむ、これはまた・・・である。
 最後に口直しのシャーベットが出てきて大満足とあいなった。もちろんお値段もそれなりだが、決して高いというほどでもなく、まあたまには・・・という感じ。

 もっとも松阪にしょっちゅう来れるわけではないので、その点考えればまた来たらぜひ来てみたいと・・・松阪牛はやはり最高であった。
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