選抜高校野球も本日の準々決勝を終え、いよいよ終盤に向かうが、今年の選抜についてはなかなか考えさせられることも多かった。
報徳学園 8年ぶり4強!打線機能し着実に加点 4番・篠原が3本の長打
前回の記事で、選抜について取り上げたが、今回取り上げるのは高校野球について過去からよく言われているテーマだ。
直前WBCでピッチャーの投球数制限について話題になっていたが、高校野球についてはいまだにそうした制限はない。
限られた選手層の中で限界もあるかも知れないが、昔から議論の的だ。今回は、引き分け再試合が二試合あり、その学校の準々決勝について注目したが、両校とも敗退した。
もちろん、再試合がなくても敗れていたかも知れないが、他チームより一試合半余計に試合し、かつ連戦・・・アメリカならクレイジーものだろう。
楽天に入団した安楽の甲子園での球数について、アメリカでも話題になったことがあったが、日本のプロ野球のOBたちは「このくらいは当たり前だ」くらいの勢いだった。
選抜はまだいいのだが、夏の大会は悲惨そのものだ。甲子園での準々決勝から決勝にかけての過密日程が話題になるが、忘れちゃいけない、地方予選を・・・
地方予選は数十校の県から200校ほどの県まであるが、どこの地区でも準々決勝から決勝までは連戦をやっている事実を・・・
つまり夏の大会は、地方予選で連戦をこなし、休む間もあまりないまま本大会に突入し、また連戦をこなす。しかも世界的にも厳しい日本の夏に・・・
この愚をいつまで続けるつもりだろう。ある人が言っていた「これは誰か死人が出るまでやめないだろう」と。
もちろん甲子園を夢見て目指す選手たちを否定するものではないが・・・肩の痛みに耐えて連投し、持ちこたえる姿に感動するより、選手生命に思いをはせてほしいのだ。
ときに、選抜の枠は適正かなんて前回の記事で書いたが、ベスト8は近畿3校、九州3校と、近畿・九州大会の様相だったが、盛岡と高崎が敗れ、ベスト4は完全に近畿・九州大会になってしまった。
個人的には高崎のチームはある種高校野球らしいチームだったし、盛岡もよかったのだが・・・
こうなるとだが、秀学館を応援したくなりそうだ・・・どうでもいい話だが(汗)
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