アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

フォルクスワーゲンUP!は黒船か?

2012-10-03 06:00:05 | つれづれ
先日の記事でメルセデスのAクラスの話題を取り上げたが、小生も老後をそろそろ考えるようになり、燃費等の維持コストから国産フェラーリ(←おいおい)をやめてコンパクトカーに切り替えようかと考えているのは事実。


 そんな中、フォルクスワーゲンから革新的なコンパクトカーが登場したと聞き、早速チェックした。それが今日紹介するUP!だ。
 というのも、テレビの車番組で一瞬見かけて、「おっ!」と思ったからだが、調べてみてなおさら興味を持った次第。

 まずはサイズだが、全長3545mm、全幅1650mm、全高1495mm、ホイールベース2420mmという。これは、ほぼ軽自動車といってもいいくらいのサイズだ。
 当然、国産のコンパクトカーと比べても取り回しのよさは負けていない様子。この辺はさすがにドイツ車という感じか。


 だが、ドイツ車らしさをもっとも発揮するのが、高速での走行性能という。およそ、国産のコンパクトカーとは別次元の走りを実現しているという。
 さらに驚きなのが、レーザーセンサーで前方10m以内にある障害物を探知し、事故を回避、あるいは軽減する「シティエマージェンシーブレーキ」を標準装備していることだ。

 もちろん、最廉価グレードでもESPなども標準装備。一方で、その分パワーウインドウスイッチが少なかったりとか、割り切りはあるようだが・・・
 もちろん、トランクスペースも、4名乗車時でポロの280Lに迫る251Lのラゲッジスペースを確保しているから、日常使用には文句なしだろう。


 だが、なんといってもこの車の最大のウリは、その価格だ。エントリーモデルは2ドアだが、149万円という価格。
 一番高いグレードでもナビはオプションだが、それにしても183万円という価格はかなり戦略的なものといえそうだ。

 場合によっては、軽自動車のオーナーまでを取り込みかねないこの価格。十分すぎるくらいに魅力的だ。
 燃費も抜群だから、東京~大阪をノンストップでいけるという。これなら、磐田ツアーも楽勝である。

 車の評論家からは『黒船』とまで評されるUP!そのキビキビした走りを、街で見かけるようになるのは近そうだ。
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