アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

「湯道」見てきました

2023-02-27 06:00:00 | つれづれ

温泉マニアというか温泉大好きな小生、テレビ等で予告が流れていた映画の「湯道」は見るしかないだろうと思い、見に行ってきた。

 

 
 表題の「湯道」とは、茶道や華道などと同様、湯すなわちお風呂の道であり、この映画のテーマになってはいるが、もちろんそんな道は(小生の知る限り)実際にはない。

 映画は、ひとくちでいえば、面白かったし、ある種感動した。で・・・どこかでこの展開見たような・・・と不思議な既視感に襲われた

 

 後で知ったが、この脚本、かの「おくりびと」の脚本を作られた方によるものと・・・なるほどと思ったりした。

 もちろん、「おくりびと」とはまったく違うものになっているのだが・・・物語はオムニバスのような流れでいろんなストーリーが複雑に絡み合って進む。

 

 最後に向かって、それが収まって大団円ということにはなるのだが・・・これ以上突っ込むと、ネタバレになるので留めておきたい。

 この映画、キャストがなかなかいい。生田斗真、濱田岳、橋本環奈に加え、戸田恵子や寺島進、天童よしみに吉田鋼太郎、小日向文世・・・とにかくなかなかのメンバーが勢揃いだ。

 

 終わってみて思ったのは、さてこの映画主役は誰だったのか・・・という(苦笑)。

 もちろん、生田斗真がそうなのかと思いつつ、例えば小日向文世かも・・・と見れば、そう見えるし、濱田岳でしょ・・・とも。

 

 まあ、そんなことはどうでもいい。大切なのは、日本人にとって、温泉とかお風呂とはなにか、ということを純粋に感じてもらえればだ。

 小生があちこちの秘湯を巡っていて、そこで味わう温泉(お風呂)のすばらしさを感じる神髄は、実はシンプルなもので、もちろん設備のすばらしさではない。

 

 そんな感覚をこの映画は再度認識させてくれた。

 そして、この映画を見るとまた温泉に行きたくなってしまったことから、皆様にはストーリーや映画そのものが、どんなものだったかを感じていただきたい。

 

 やっぱり湯は道だわ・・・

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