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堀井憲一郎氏といえば、落語にも造詣が深く、ありとあらゆることに興味を持つ尊敬すべき人物である。実は、小生みうらじゅん氏も尊敬しているのだが、この二人は恐ろしいことに、1958年2月生まれで、ともに京都市出身なのだ。
何が恐ろしいわけではないが、この二人の奇才が同じ時期に京都にいたことに驚きを隠せない。といいつつ、その堀井氏の得意とするこちらの調査モノの記事が面白かった。
題して、「プロチームがない都道府県はどこ」というもの。野球・サッカー・バスケットのプロチームがないところはどこだ・・・と。
詳しくは記事をご覧いただくが、まずJリーグのない都道府県だが、青森県・福井県・三重県・滋賀県・奈良県・和歌山県・島根県・高知県・宮崎県の9県だ。
この9県はプロ野球(独立リーグは除く)のないところだから、この段階でプロなし県のリーチがかかった形になっている。
そしてバスケットだが、全部で36チームあるという。そして、青森ワッツ、滋賀レイクスターズ、バンビシャス奈良、島根スサノオマジックがあることで、9県から青森・滋賀・奈良・島根が抜ける。
しかし・・・スサノオマジックって・・・シュールな気もするが(汗)
この結果、プロなし県は、福井県・三重県・和歌山県・高知県・宮崎県の5県になった。西日本に多いという。ここまでは普通の記事だが、ここで終わらないのが堀井氏のらしいところ。
サッカーだけしかない県は11もあるという。特に「静岡県はサッカーチームしかないのだが、そのサッカーチームは4チームもあり、清水と磐田と沼津と藤枝にある。ありすぎのように見えるが、静岡県民はたぶんそれでいいのだろう」というのは笑える。
またバスケットの三遠ネオフェニックスは、「豊橋だけにかぎらず浜松やその周辺地域もホームタウンとしている」とし、「なんだか領地拡大を目指している戦国武将みたい」と。
「遠州も取ったら、駿河を狙って駿遠三の支配を目指して欲しいって、ますます家康です。いやまあ、そのときは駿河の磐田も藤枝も清水も黙ってないだろうけど」と・・・
あっ、堀井さん間違えてる・・・磐田は駿河じゃなくって遠江なんですが・・・(苦笑)とはいえ、しっかり沼津を外すところはさすがだ。
と・・・ここまで引用的に書いて、このチアリーダーはなんだって・・・?
そう、アルビレックス新潟のチアリーダーズたちだ。ご案内のとおり、新潟にはプロ野球がなく、かつてはサッカーだけだったが、そこにバスケットのチームができ、それもアルビレックスを名乗ることで、さらにチアリーダーズたちが連動した形になっている。
いわば、地域密着のチームのあり方のモデル事例になっているという・・・ことで。
写真をたぐったら、プロ野球の試合にも出演したようで(細長いラインダンスのような写真)、アルビのチアリーダーたちは野球もサッカーもバスケットも応援しているようだ。
ちなみに、すでにご存じのことと思うが、五郎丸が復帰したラグビーのヤマハのチーム名はジュビロといい、サッカーのジュビロと連携している。
これからはこうしたコラボのあり方も増えていくかも・・・まずはプロなし県の解消からか・・・ついでに、静岡にプロバスケ・・・できないだろうなあ(苦笑)
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