オヤジライダー

「バイクは青春の象徴」という言葉はすでに死語？という調査結果が明らかになった。小生が高校生の頃は、バイクに乗りたがる友人が多かった。大人は、二輪は危険だからやめろと言い、我々は「風になりたい」なんていっていた時代である。

　もっとも、優等生だった小生(←おいおい)は、二輪には何故か乗りたいと思ったことはなく、当時から車にシフトしていた。
　とはいえ、業務で使用するお蕎麦屋さんなどを除けば、ライダーというと若者が多かったように思う。ところが、最近のユーザーは高齢化が進んでいるらしい。

　日本自動車工業会の調査によると、二輪ユーザーで最も多い年齢層は「五十歳以上」。四十歳代とあわせると六割近くに達したという。
　「二十歳代」と「十九歳以下」の若者層は減少し、とくに十代は８％と一けた台にまで落ち込んだ。その結果、平均年齢は四二・七歳と四十歳代に突入だ(汗)

　おお、バイクユーザーの平均年齢は、厄年か(←これも古い)。ふーむ、するとバイクで走っているのは平均的にはオヤジということになる(苦笑)
　なんだかなあ・・・尾崎豊の「盗んだバイクで走り出す・・・」じゃないが、それがオヤジだったりすると、想像しただけで・・・

　世代間の志向分析調査では、「四十二－五十一歳」世代は野外走行に適した「オフロードスポーツタイプ」を好んでいるという。オヤジ元気だ(爆)
　また、「三十七－四十一歳」が「出足・加速の良さ」重視なのは、自工会では「高校で禁止されていた反動」や「幼年のテレビや特撮映画の影響」と分析しているっていうんだが・・・この分析って、偏見に満ちているような気もする(笑)

　つまり、高校で禁止されたトラウマを三十台後半でリベンジとか、仮面ライダーを懐かしく思って・・・っておい(苦笑)
　しかし、市場はずいぶん縮小しているようだ。平成十七年では約七十四万台とピーク時の四分の一程度にまで縮小しているらしい。

　うーむ、するとオヤジは若い頃からバイクに乗り続け、むしろ今の若者がバイクに乗らなくなったから・・・というのがけっこう真実のような気もする。
　まあ、ウルトラマンも高齢化しているし、そのうち仮面ライダーの老人ホームなんてのもできてくるかもしれないなあ・・・