わかんないから、迷う

昨日、寒い雨の中、市民公開講座を聴講に出かけた。
なかなか、会場が見つからず、とはいえ、いい加減に会場名と住所を
覚えていたためなんだけど・・・

着くと、スーツ姿の男性がずらり、ちょっと後ずさり
主催が、放射線技師会だからかぁと納得。
乳がんだけの講演とちょっと異にしていた。

テーマが二つあって、
【環境放射線被ばくを考える】と【乳がん治療の最前線】
メインが環境放射線被ばくのほうだったのだけど、迷い疲れたのか
最初と最後のスライドを見ただけで、
前半の講演はほとんど居眠り状態。〈申し訳ない）

10分の休憩後、特別講演として【乳がん治療の最前線】。
講師は、市内クリニックの院長先生。
内容としては、日本の乳がんの現状（乳がん患者の増加、がん種の変化など）から再発・転移まで。
かなり、駆け足だったけど、時折先生の言葉の端はしに
本音がちらりと見えて、おやっという内容だった。

以前、聴講した大学病院の先生の講演内容は、どうも優等生っぽい感じで、
がん患者を気落ちさせないようにと、フォローの言葉を続けていた。
それはそれで、必要だけど。

今回の先生の話はちょっと違った。標準の流れにちょっと不満かな？って。
私の勘違いかも知れないけど。
でも、そんな先生の存在は必要だろうなぁ。

乳がん検診は、超音波(エコー検査）もやったほうがいい。
年代によって、見える画像が違い、マンモでは見つけられないものも、
エコーで見つけられる場合がある。
また、必ずしも4回のマンモ撮影じゃなく2回でも、
見つかることもあるし、それぞれの年代で検査のやり方が違っていい感じがしたなぁ。
しっかり画像を読み取ってくれるような体制(先生）じゃないと、
安心はできない。いずれにしても、見つからないことも100人に一人とか。
とにかく、100%完璧ではないってこと、
今、乳がん患者になってやっとわかったことではあるけど・・・

他、自分のことで言えば、
術前化学療法より即手術って話もあったし、
パクリ＋ハーセプチンよりいい組み合わせの投与もあるし・・・
なんて話がちらほら。
何がベストかやっぱわからん。

だから、セカンド、サード・オピニオンってありありって、ことか。
ますます混迷

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