右往左往の乳がんの日々

2012年7月乳がん告知。怒涛の術前化学療法・手術・放射線のフルコース治療終了。それでも、小さなことで揺らぎます~

思い違い勘違い・・・

2013-07-17 15:58:06 | 日記
たまたま先に読んだ本の中に
聖路加国際病院小児総合医療センター長であった
細谷亮太先生の著書が紹介されていた。
今年の一月にすでに同病院を退職されているはず。

読んだ本は、
小児科部長のころの日記式の内容で、
超過激な仕事っぷり…
毎日の診察は行っていなかったようだが
7時半からの回診、
月初めには院長、副院長、部長などで行う幹部会。
9時から一般外来、健診。
午後は他職種のミーティング、
4時半から小児科医たちのミーティング。
院外での講演会やらカンファレンス、
色々な活動をされていた。
国内の移動も半端じゃない。

多少の違いはあれ、
同じような多忙な日々を
通院先の医師達もこなしているんだろうなぁ
以前、他の医師が主治医のことを
『幹部になったから、普通に診察をこなすのは無理なんだよ』とか
言っていたのが、なんとなく理解できたね。
確かに、診察日に不在が多い。
【幹部】って言葉もなんだか違和感あったんだけど、
医師の間でも普通なんだねぇ
重役会ってのも変か…


細谷先生は患者である子どもたちに寄り添っていて、
小児がんの子のキャンプの実現にも関わっている。
一度、「そらぷちキッズキャンプ」の記事を新聞で
読んだことがあった。
そのときは、まだ自分ががんだとは思っていなかった頃で
『子どもががんなんてかわいそう…』って、
余所ごと感覚で読んでいた。
小児がんサバイバーの大学生が
ボランティアとして参加していたことに、
がんになっても復活できるのかって、大いに驚いていたし…
ほんとに何にも知らなかったんだとつくづく思う。


聖路加は著名な先生が多いなぁと思いつつ、
どれだけ大きいのかしらんとネットで調べてみたら、
http://www.luke.or.jp/と出てきた。
ここでやっと「セイルカ」が正しかったんだって気がつく

実は20年ほど前、
中高校生の活動のお手伝いをしていた時期に
聖路加の路加と書いて「ルカ」という名前の子がいた。
ご家族がクリスチャンでSt. Lukeからの日本名で
「ルカ」と名付けたと聞いていた。
アメリカの生徒たちと交わる活動だったので、
そのお母さんが彼のことを『Lukeって呼んで』って話していた。
彼は『おれはLukeじゃない、ルカだ』って怒ってたけど…
でも、アメリカの子たち誰一人「ルカ」って
呼んじゃいなかったわ

そんなことも忘れていて、
アタシはずっとこの病院のことを「セイロカ」と読んでいた訳さ。
本ではルビもふってくれてないしね。

今日はひとっつ訂正できましたワ。
昔、「台風一過」を
ずっ~と「台風一家」と勘違いしていたころを
思いだすね

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