私の月始めは「お寺参り」の日
長い間の習慣になり、心待ちの時間です。
急用等で参拝が抜けると
どうも落ち着かない。
その日は善男・善女が押し寄せ
本堂は満員御礼状態
開経偈(かいきょうげ) 百千万劫難遭遇(ひゃくせんまんごうなんそうぐう) 我今見聞得受持(がーこんけんもんとくじゅーじー) 願解如来真実義(がんげーにょーらいしんじつぎー)
無上甚深微妙法(むーじょうじんじんみみょうのほう)
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お経がはじまると
心が落ち着き、自然と合掌しています。
祖父母や、両親・叔母
兄や義兄 そして
主人・義父母に妹・・・
一体 何人との別れを繰り返した事でしょう。
この半世紀以上
出会いと別れの連続でした。
月に一度のお参りは
ささやかな、感謝の念仏なのです。
至らない私を
慈しみ、育て 励まして下さった
無償の愛への
私からのお返しなのです。
本当に有り難う
心から御礼を捧げます。
合掌 Sachi