昨夜と言うか 今朝と言うべきか
懐かしく 心が踊る夢でした
高校一年生の時 あるスポ-ツクラブに入部しました
その当時にしては 女性には珍しいクラブで三人だけ
後は男子のみ
多分二十人は居たと思います
厳しい練習で 毎日疲れ果て 自転車に乗るのも
フラフラ・・・
先輩方が(男子の)途中まで送ってくださいました
私の家に一番近い先輩が言いました
「練習厳しかったら 途中で切り上げても良いよ」
「男子でも 倒れるほどの練習だからね」
その言葉が嬉しくて
陰ながら 内心慕うように成りました
秋のお月見の日
我が家に咲いていた ススキ・萩や桔梗を
持てるだけ持って プレゼント
先輩の家に届けました
とっても喜んで下さり 内心ホットしたのを覚えています
お母様と色々お話して帰りました
それから暫くして 帰り道に突然
「つかぬことを尋ねるけれど 好きな人が居るの❔ 」
と尋ねられました
内心 「先輩です」 と言いかけましたが
口にだすのも恥ずかしくて
「部長です…」
と答えてしまいました
「そうなら 仲を取り持ってあげよう」
「うん・・・」
曖昧に答えた私です
それから 直ぐに 部長と付き合うはめに
成ってしまいました
その部長も とても 良い方で
練習着等々 買い物に付き合ってくれたり
また 試合大会に出ては 余りにも強くて驚きました
ハンサムだし クラブの女の子の憧れの人
皆に羨ましがられて 悪い気はしませんでした
が やはり心の先は あの先輩
あの時私に聞いた言葉は 告白だったのかも
何故 正直に言わなかったのか
未熟な私です
部長とは卒業後も お付き合い
だんだんと 好意を持つようになりました
初給料で大好きな(エリゼ-のために)
オルゴ-ルを買ってくれたりしましたが
遠く離れた遠距離恋愛
長くは続きませんでした
それから二年後主人と出会って結婚
その後の消息は分かりません
故郷に帰るたび 思い出し
2人が幸せに暮らしていることを
祈っている私です
未熟な私の初恋物語
子供達には勿論 亡き主人にも話していません
今日が 初公開 少し 照れくさいですが
この夢を見られた事は 幸せでした
大切な思い出を糧に 生きてゆきます
ではでは またね
懐かしい花です