一度の人生 Granma Room 独り言

元気で楽しく思いままの雑記帳

読むほどに 涙

2014年06月06日 | 楽しく生きよう

ある方のプログを拝見し

絵本「黒猫のおきゃくさま」を知りました。
(ル-ス・エインズワ-ス 作・ 荒 このみ 訳・ 山内ふじ江 絵)

早速図書館へ。

 

「むかし むかし、ひとりのまずしいおじいさんが、ほうき

でゆかをはきながら、ふうっと、ためいきをつきました。

「ああ、なんて今夜はさむいんだ。かがむと、せなかがい

たむなあ。 年をとって、体が弱ってきたうえに、金があま

りないと、人生はつらいものだ」

・・・この冒頭から始まり

やせて、みすぼらしい 一匹の黒ねこがやってきます。

黒ねこは、雨にぬれたつめたい体を、おじい

さんの足にこすりつけてくるだけの力はありました。・・・

 

よみ進むうちに 熱いものがこみあげて

Sachi は、いつの間にか「ポロポロと」泣いて

いる・・・自分に気がつきました。

おじいさんの心を照らした黒猫は

次の日去ってゆきました。

暖かいこころと思いやりを残して・・・

 

子供の絵本と侮るなかれ

とても優しくて素晴らしいのです。