最近、アナログばかり聴いてるよ、という先輩宅を表敬訪問した。するとすぐ、「ダメだこりゃあ」と気抜けした。プレーヤーの水平が目に見えて取れてないもの。こうなると、CDの方がはるかに精細度は上。言葉に窮して早々に退散することに。で、帰路、「やっぱこれからはアナログだあ!!」と息巻くなら、色々きちんとするのを欠かせませんよと。ウチはそれすら道半ばという恐るべき世界だが、一歩一歩行くしかないのがヴィニール付き合いの基本中の基本。針を落とせばそれだけでアナログの美音に酔えると思ったら大間違い。ひとまず必要なのは水準器かな。精神衛生上、複数あった方がいい。が、おそらく誰しもこれで床とか家具とかを測り始めるとさあ大変、今度は精神衛生上よろしくないことになる。