9日からドスンドスンと始まった重機によるお隣の解体工事が、今日は平日で初めて小休止。そこで、4トラ2チャンのエアチェック・テープをAD変換した、ビル・エヴァンス・トリオのCD-Rを聴く。FM東京のこの生放送(DENONライヴ・コンサート)は1976年1月11日で、日本ツアー初日の前夜。サポートはゴメスとエリオット・ジグムンド。それがなんとまあ音も演奏もいいこと。健常なマスター・テープがあれば即CD化、所在不明ならこのエアチェック・テープをリマスタリングしたっていいくらいのものだ。FM放送の上は15kHz止まり。ソースにSA-CDを使ったらバカ受け、なんてことはあり得ないのに、今もって根強いファン、あるいは、こうしてオープンリール・テープを山と保存する方がいる。ありがたやだ。写真はスイングジャーナル誌1976年3月号(P262)から(フォト・クレジットなし)。76年1月は、エヴァンス・トリオ・ツアーとピアノ・プレイハウスが重なったものだから、ジョン・ルイス、ハンク・ジョーンズ、マリアン・マクパートランド、エヴァンスが、SJ社ジャズ・ディスク大賞発表授賞式会場に勢揃い。居合わせたかったものだ。
最新の画像[もっと見る]
- 炎暑お見舞いみたいなこと 8年前
- 炎暑お見舞いみたいなこと 8年前
- プラケに関する与太ごと 8年前
- プラケに関する与太ごと 8年前
- プラケに関する与太ごと 8年前
- いつもながらの与太ごと 8年前
- 日々、意外な展開の連続 8年前
- 日々、意外な展開の連続 8年前
- ビニケの受動喫煙 8年前
- ふたつ目のCD棚を手なずけた 8年前
1 コメント
コメント日が
古い順 |
新しい順
- ワルツ・フォー・デビイ (cherubino)
- 2016-03-21 19:14:48
- 成田様、はじめまして。実は今年、この生放送のマスターテープとおぼしき音源が、ブートCD-Rで出ました。で、この盤では、通常の演奏曲(「Quiet Now」〜「T.T.T.T.」まで7曲)のあと、「Waltz For Debby」の始めの方が約30秒流れ、フェードアウトしています。別の方は、番組の最後にCMが入り、さらにエンディングとして「Waltz For Debby」が30秒ほど流れ、曲目紹介、来週の出演者予告となっているという情報もあります。お手数ですが、成田様のエアチェック・テープはどのようになっているかご教授いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
- 返信する
規約違反等の連絡