今、サッカーのW杯が行われているドーハは、カタールの首都である。
カタールは面積が秋田県くらいの小国だが、一人当たりのGDPは世界8位。
なぜかというと、もちろん石油が採れるから。
似たような国に、クウェート(37位)、UAE(26位)、バーレーン(40位)がある。(ちなみに日本は27位)
どこにあるか、なかなかわかりにくい国々である。
なぜ、こういった細々とした国があるのか。
それは、石油利権を独占しようとした欧米のメジャー(国際石油資本)が、その辺の部族の長を連れて来て、でっちあげた国だからである。
そもそも中東(今は西アジアという)は、ヨーロッパが勝手に線引きした。(だからクルド人問題)イギリスの三枚舌外交が有名。イスラエルの建国もねぇ~。宗教的に複雑な所に石油が出た。これが「悲劇」の始まり。古くは十字軍、最近では湾岸戦争、イラク戦争。欧米が諸悪の根源だが、日本もそのおこぼれに与っている。
例えば、あなたの家の庭から温泉が出たとしましょう。
月に100万円の儲けになるとします。
町内10軒で分ければ、10万円。
5万人の市民で分ければ20円にしかならない。
そこにアメリカがやってきて、俺が掘ってやるから50万円よこせ。
残りの50万円はお前にくれてやるから、言うことを聞け。
というわけです。
こうすれば、少人数で分け前は増えるし、言うことを聞かせやすい。
イスラエルを作った理由も石油、そして、この地に火種を撒くこと。
欧米の、というか国際金融資本の常套手段ですな。
ついでに言うと、今回のワールドカップで、カタールの人権問題や、ONE LOVE の腕章が話題となった。
おめぇらに(欧米)に言われたかねぇよ!
どれだけ他国からむしり取り、とれだけ酷いことをやってきたんだ!(未だ反省していない)
これが本音である。
ドーハは、「世界一退屈な街」と言われているらしい。そりゃそうでしょ、オイルマネーだけですから。もちろん、いい所もあるんだろうけど。
台湾、動きそうだね。