かはたれのジエン

イタチの最後っ屁 ・・・なので、コメントにも屁を垂れるしかできませぬ

ドーハの悲劇

2022年11月29日 | よしなしごと 

ドーハ

 今、サッカーのW杯が行われているドーハは、カタールの首都である。
 カタールは面積が秋田県くらいの小国だが、一人当たりのGDPは世界8位。

 なぜかというと、もちろん石油が採れるから。
 似たような国に、クウェート(37位)、UAE(26位)、バーレーン(40位)がある。(ちなみに日本は27位)

 どこにあるか、なかなかわかりにくい国々である。
 なぜ、こういった細々とした国があるのか。

 それは、石油利権を独占しようとした欧米のメジャー(国際石油資本)が、その辺の部族の長を連れて来て、でっちあげた国だからである。

そもそも中東(今は西アジアという)は、ヨーロッパが勝手に線引きした。(だからクルド人問題)イギリスの三枚舌外交が有名。イスラエルの建国もねぇ~。宗教的に複雑な所に石油が出た。これが「悲劇」の始まり。古くは十字軍、最近では湾岸戦争、イラク戦争。欧米が諸悪の根源だが、日本もそのおこぼれに与っている。

 例えば、あなたの家の庭から温泉が出たとしましょう。
 月に100万円の儲けになるとします。

 町内10軒で分ければ、10万円。
 5万人の市民で分ければ20円にしかならない。

 そこにアメリカがやってきて、俺が掘ってやるから50万円よこせ。
 残りの50万円はお前にくれてやるから、言うことを聞け。

 というわけです。
 こうすれば、少人数で分け前は増えるし、言うことを聞かせやすい。

 イスラエルを作った理由も石油、そして、この地に火種を撒くこと。
 欧米の、というか国際金融資本の常套手段ですな。

 ついでに言うと、今回のワールドカップで、カタールの人権問題や、ONE LOVE の腕章が話題となった。
 おめぇらに(欧米)に言われたかねぇよ!

 どれだけ他国からむしり取り、とれだけ酷いことをやってきたんだ!(未だ反省していない)
 これが本音である。

ドーハは、「世界一退屈な街」と言われているらしい。そりゃそうでしょ、オイルマネーだけですから。もちろん、いい所もあるんだろうけど。
台湾、動きそうだね。


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