巷で、インフルエンサーとやらが流行っているらしい。
何であんな人達に引っかかるのかわからない。
まず、人は有名人に弱い。
テレビを信じてしまうと言った方がいいかもしれない。
まあ、CMや番組も巧妙に作られているわな。
人を「騙す」ための装置なんだから。
そもそも、我々は中身よりも人物で言ってることを判断することが多々ある。
職場の会議なんかで、あまりよく思われていないAさんがまともなことを言っても支持されず、影響力のあるBさんがおかしなことを言っても支持される場面が、たまに見られる。
まあ、日頃の言動も大きいのだろうけれど、何か他の要因があるように思われる。
ヒト以前の、例えばゴリラのシルバーバックのようなカリスマ的リーダーを中心とした集団行動と関係があると言ったら、大袈裟すぎるか。
人間も集団で生きている以上、リーダーが存在する。
本来は、身近にいる、その人となりをよく知っている人物しかリーダー足り得ないはずである。
ところが、人間には「想像力」というものがあるらしく、会ったこともない人にもカリスマ性を感じてしまう。
それが、芸能人、スポーツ選手、政治家などの有名人である。
よく考えてみましょう。
この人達は「架空の人」なんだよね。
だからこそ「理想」のリーダーに見えてしまうし、だからこそおっかないのである。
ちょっと、インフルエンサーからリーダーの話に逸れてしまいました。
ただ、リーダーは責任を取らなければならないが、インフルエンサーは安全な場所で好き勝手なことが言えるのである。(このブログもか?)
引退した野球選手が、監督をせずに解説者になりたがるわけでやんす。
な~んて偉そうなこと言うとりますが、オラもよう引っかかります。
でも、すぐに反芻、「待てよ」と思い直してみることが大事。
自分の頭でしっかりと考えること
そして感覚を大切に
知事なんかをやってから辞めて、政党の代表にもならずに、好き勝手なことを言ってる人いましたな。ありゃいい作戦ですわ。(我々にとってはよくないが)
まあ、彼等も「役割」を演じさせられてるだけなんだけど。そうじゃないとメディアには露出できない。
画像は、ホントは載せたくなかった。